猛暑の夏には涼しい湖畔キャンプがおすすめです。富士山の北西山麓、山梨県身延町にある富士五湖のひとつが本栖湖です。湖畔にはある本栖湖キャンプ場にテントを張って、富士五湖のなかで最も深い最大水深121.6mの美しいエメラルドグリーンの湖水の透明度も抜群の本栖湖でStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)=SUPを楽しんできました。
猛暑が厳しいなか涼しい本栖湖でSUPを堪能
連日猛暑日の都会を離れて本栖湖は間違いなく涼しかったです。キャンプサイトから歩いてボード片手にエントリーできる本栖湖キャンプ場は1948年に誕生。本栖湖観光協会が運営を開始してから今年でなんと77年目だそうです。

まずキャンプの準備を済ませたら、お楽しみのSUPタイム。キャンプ&サップの師匠は愛車から電源をとって電動でさっさとSUPに空気を充填します。筆者は去年、本栖湖でSUPデビュー。2年目の今年も筋トレさながら付属のエアポンプで上腕筋を鍛えつつ、手動で空気入れます。
秀麗富士と抜群の透明度を誇る本栖湖の絶景に癒やされる
本州屈指の透明度を誇る湖、本栖湖の湖畔からSUPでゆっくりと漕ぎ出すと湖の半ばで夏の真っ黒な富士山のお頭が望めます。海や川に比べて水の流れや水面が穏やかで揺れも波も少ない湖はSUP初心者にも還暦オヤジにもおすすめです。初めてサップを体験する方には湖が良いかと思います。

また、安全のためにライフジャケットはマストアイテムです。さらに水場で滑りにくいマリンシューズも必須。まずは水辺でボードを浮かべて、片足から乗り込み、立膝か、正座の姿勢で座り込んで、ゆっくり立ち上がります。

ですが初めてだとまず間違いなく、この時にバランスを崩して水の中に落ちます。慌てることなく、何度か繰り返せば必ずボードに立てるようになります。フワフワ、ユラユラとしたボードですが、慌てずゆっくり乗り込めば意外と安定しています。全身の体幹やバランス感覚が鍛えられて、エクササイズの効果もあるようです。