スメルテロも……!?
10年近く前のことなのですが、真夏の暑い時期に何を思ったのか熊野方面のロングトレイルを歩いたことがあります。幕営装備一式を背負って、ほぼ誰もいない紀伊半島の奥地を5日間かけて縦走しました。
ヨレヨレになって熊野本宮大社の近くに降りてきたのですが、さすがに真夏に5日間も風呂に入っていないヒトが、清浄なる熊野の神様にお詣りすることははばかられて、とりあえず最寄りの温泉へ行こうと、大社前に停まっていたタクシーに乗りました。

湯の峰温泉に向けてクルマを発進させたドライバーさん、冷房中なのに、そっとご自分の横の窓を開けたのです。あー! ごめんなさいっ‼︎ 多少の自覚はあったのですが、猛烈なニオイを発する迷惑物体となっていました。歩く生ゴミ状態と言うか……世間の皆様スミマセン!
そこまでの迷惑度になることって、ふつうはなかなかないとは思いますが、汗のニオイは自分で思っているより、周りの人は不快に感じておられるかも。汗をかきやすい季節はとくに下山したあと、お店に入ったり、電車やバスに乗る前に、せめてサッと汗を拭いてTシャツだけでも着替えましょう。もちろん入浴して全部着替えたらさっぱりとして、自分も気持ちいいです。
筆者のホームマウンテン、六甲山は、周囲に良い温泉がたくさんあってレトロ銭湯なども点在しているので助かります。

なので、最初から登山+温泉、というセットでプランニングすることも多いです。温泉めがけて下山っていうのはなかなか善きもの。そしてさっぱりしてから風呂上がりのイッパイへ……。 でも、くれぐれも盛り上がりすぎて周りにうるさがられないよう気を付けましょう。(強く自戒)
