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江戸時代に架けられた「日本三名橋」歴史と造形美を今に伝える三つの名橋の魅力とは

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復元された石造の名橋「眼鏡橋」

1634年に中国から渡来した禅僧・黙子如定によって架けられたと伝えられているのが、長崎県長崎市に架かる「眼鏡橋」。2連アーチが水面に映る姿が眼鏡のように見えることからその名が付き、現存する本土最古のアーチ型石橋のひとつとされています。

1982年の長崎大水害で一部が崩壊したものの、翌年に復元工事を実施。現在は国の重要文化財として保存されています。橋の周囲には歴史的建造物や石畳の道が残っているので、江戸の面影を感じられるのではないでしょうか。

江戸時代の高度な技術と美意識が詰まった「三名橋」。それぞれの橋に込められた歴史や工法に触れてみれば、橋を「渡る」だけでなく「眺める」楽しみもまた広がるはずです。