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トヨタのスタイルドカーブランド「CORDE by」とTHE NORTH FACE、Spiberが共創! 「LAND CRUISER PRADO 」“NEWSCAPE”を来春より発売

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トヨタ・コニック・プロ株式会社が提供するスタイルドカーブランド「CORDE by」(コーデバイ)は、2023年のJapan Mobility Showでコンセプトモデルとして発表した「LAND CRUISER PRADO(ランドクルーザープラド)」のカスタムモデル“NEWSCAPE”(ニュースケープ)を、2026年春に正式発売することを決定しました。

本モデルは、「一台のクルマをもっと長く愛せる社会の実現」というCORDE byの理念のもと、アメリカ発のアウトドアブランド「THE NORTH FACE」(ザ・ノース・フェイス)と、次世代繊維素材を開発するバイオベンチャー企業「Spiber(スパイバー)」とのトリプルコラボレーションにより誕生しました。

中古車をカスタムして長く愛用するだけでなく、Spiberが開発した環境負荷の少ない次世代繊維素材「Brewed Protein™(ブリュード・プロテイン™)ファイバー」を世界で初めてモビリティのインテリア素材の一部に採用。

アウトドアカーの世界をサステナブルにアップデートした、革新的なモデルとなっています。今回、正式発売に先立ち、2025年10月29日より開催される「Japan Mobility Show 2025」のCORDE byブース(東8ホール キャンピングカーゾーン内)にて新色モデルが特別出展されます。

“NEWSCAPE”が示すサステナビリティとデザイン性の融合

LAND CRUISER PRADO “NEWSCAPE”は、「カーライフに“新しい景色”を」(NEW LANDSCAPEを語源とする造語)という想いを込めて名付けられました。自然との調和と都市での洗練さを両立するデザイン、そして環境への配慮を両立しています。

「Brewed Protein™ファイバー」でインテリアをアップデート

本モデル最大の注目点はシートカバーに採用されたSpiberの革新的な素材「Brewed Protein™ファイバー」です。環境負荷の低減に貢献する同素材は、石油などの化石資源や動物資源に依存せず、植物由来の糖を主原料とし、微生物発酵によって製造されます。これにより環境負荷の少ない次世代の繊維素材として期待されており、自動車分野への応用は世界初の試みとなります。

もちろん、持続可能な未来への貢献の一環として「Brewed Protein™ファイバー」を活用したオリジナルのシートカバーは「中古車を長く愛用すること」による環境負荷低減に加え、素材そのものからサステナビリティを追求する、ダブルのアプローチを実現しています。

THE NORTH FACEがプロデュースした唯一無二のデザイン

エクステリアとインテリアのデザインプロデュースは、THE NORTH FACEチームが担当しました。同ブランドのプロダクトからインスピレーションを得たカラーリングと意匠が、車両全体に施されています。

2023年のコンセプトモデル発表時から継承する、同ブランドのドーム型テント「Geodome 4」の意匠からインスピレーションを得た、自然との調和を感じさせるメルドグレーと新色のグラファイトグレーをラインアップ。

新たに追加される深みのあるグレーは、同ブランドが1984年のRUTHSACや1992年のMOUNTAIN LIGHT JACKETなどのアイコニックなアーカイブから大切にしてきたブランドカラーが車両全体に落とし込まれ、都市での洗練された存在感を放ちます。

また、さりげない主張としてフューエルリッド(給油口の蓋)には、THE NORTH FACEのロゴがインクリメンタルフォーミング(逐次成形加工技術)で配置され、その他マッドガードには両社のロゴが入り、後ろ姿までスタイルが計算されています。