災害から「いのち」を守るデザイン！ DIYドームハウス「EZDOME HOUSE」が示す新しい避難所とシェルターの未来とは

EZDOME HOUSEは、地震、台風、豪雨といった予測不能な自然災害から、地域社会に暮らすすべての人々の「いのち」を守るために生まれた革新的なデザインです。旧態依然とした日本の避難所生活からの脱却を目指し、単なるプレハブ建築ではない、「人命を守るための必然のデザイン」として高い評価を獲得しました。

近年、日本各地で頻発する自然災害は多くの人々が避難生活を余儀なくされるたびに、従来の避難所が抱える根深い課題を浮き彫りにしてきました。収容人数の限界、過密状態による感染症リスク、プライバシーの欠如による精神的な負担、そして避難所の設営・運営の遅延など、目を背けることのできない課題が山積しています。

EZDOME HOUSEのデザインは、このような災害時の社会的な課題と「一人でも多くの命を守りたい」という強い思いから生まれました。素材の選定から構造、空間設計に至るまで徹底的に研究・最適化されたこのドームハウスは、災害だけでなく、レジャーやグランピングにも活用できる「自然と調和するデザイン」として、企業だけでなく個人宅への導入も急速に進んでいます。

迅速な対応を可能にする「DIY組立」と「備蓄性」

災害発生時には、何よりも迅速な避難所設営が求められますが、従来の物資運搬や設置には専門的な知識や大掛かりな機材が必要でした。EZDOME HOUSEはこの課題を根本から解決します。専門知識不要で90分で設営可能なDIY設計を採用した本製品は、大掛かりな機材や専門的な知識が無くても、大人２名が90分で組み立てられるDIY商品です。

災害発生時に誰もがすぐに設営に取り掛かれるため、避難所の提供を劇的に迅速化できます。また、1基分の部品は軽トラック1台で運搬が可能な量に収まるため、運搬性にも優れ、災害用備蓄品としても最適です。

寒冷地での実証と自治体への導入

EZDOME HOUSEの実用性はすでに公的な訓練で実証されています。2025年3月に長野県伊那市・諏訪市で行われたイタリア式避難所システム実動訓練では、冷暖房付き家族用テントとして採用され、-8℃の環境下での宿泊体験では、参加者から「テントより遥かに快適」と高評価を受けました。

すでに全国自治体からの問い合わせが寄せられており、愛知県東郷町、北海道猿払村、奈良県北葛城郡河合町へは納入済みです。今後も災害用備蓄品としての導入拡大が期待されます。

心身のストレスを軽減する「ドーム型空間」

避難所生活の最大の課題の一つは閉塞感やプライバシーの欠如による精神的なストレスです。EZDOME HOUSEのドーム型デザインはこの課題に「空間デザイン」で応えます。自然と調和する違和感のない外観はもちろん、従来の簡易住居やコンテナハウスのような物々しさを感じさせないドーム型デザインは自然と調和するため、どこに置いても景観に違和感がありません。

グランピング利用など、レジャーにも適しています。もちろん、外観だけじゃなく内観も角が無く開放的で、実際の縦横3m×高さ2.5mよりも広々と感じられます。有事の際に不要なストレスを感じることなく、快適に過ごせる空間を提供します。シングルベッド2台とエアコンを設置したレイアウトにも十分対応可能です。

従来の避難所生活からの脱却

従来の過密な避難所におけるプライバシーの欠如や感染症リスク、精神的な負担といった課題を、個別かつ快適な空間を提供することで解決に導きます。EZDOME HOUSEは、「人命」だけでなく「尊厳」を守るためのシェルターとしての役割を担います。

多用途に応える「カスタムの自由度」

EZDOME HOUSEは、災害時だけでなく、多岐にわたる用途に対応できるよう、高いカスタム性を備えています。基本パーツは壁パネル（上段14枚、下段10枚）、窓付き壁パネル×3枚、ドアパネル、自然換気システム付き天井パネル、床パネルで構成され、各パネルを入れ替えることやオプションを追加することで幅広いカスタムが可能です。