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後悔してからじゃ遅い! キャンプの賢者が指南する「失敗しないテント選び」の極意とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • ドーム型テントのキャンプサイト
  • 林間サイトに設営したドーム型テント
  • ベランダでテントの乾燥
  • 撥水スプレー処理したタープ
  • テントのベンチレーション
  • ソロキャンプ用のテント
  • ワンポールタイプのグランピングテント
  • リビンススペースを快適にするヘキサタープ
  • グラマラスなグランピングテント
  • カマボコ型のテントとタープ
  • 広々としたスペースが作れるレクタタープ

キャンプといえばテント泊が前提となりますが、そこでどんなテントを手に入れるかによって、キャンプの快適性は大きく異なるものになります。また、自分が目指すキャンプのスタイルを明確にしておくことが大切で、まずはイメージをしっかり固めてから選ぶことで、失敗を回避することができます。

今回は初心者キャンパーに向けたテント選びの「極意」を伝授します!

極意その1:キャンプスタイルを明確にする

ひと口でキャンプといっても、そのスタイルはさまざまであり、家族だけで楽しむ「ファミリーキャンプ」、ひとりでまったりと過ごす「ソロキャンプ」、複数の家族や友人たちとで楽しむ「グループキャンプ」、さらに豪華絢爛に外遊びを満喫する「グランピング」など、スタイルによってその嗜み方は明確に異なります。

ソロキャンプの場合は、自分だけの就寝スペースを確保するだけなので、1~2人用のテントがあれば十分ですが、ファミリーキャンプの場合は、同行する人数(※表示は最大収容人数)に合わせたテントを選ぶ必要があります。

ワンポールタイプのグランピングテント

また、グランピングの場合には大型のチェアやテーブルなどを搬入することが多く、スペースの広さと共に開口部が大きく、高さがあるものを選ばなければなりません。テントは狭すぎても広すぎても不便なもの。狭い場合は窮屈な思いを強いられ、大きすぎる場合は設営・撤収に時間を取られ、冬キャンプではテント内の温度が上がりづらく、寒い思いをすることもあるので注意が必要です。

極意その2:テント形状・種類によって快適さは大きく変わる

「テント」といっても、その形状や種類によって性格や使い勝手が大きく異なることを覚えておきしょう。テントの種類にはソロ型、ワンタッチ型、ワンポール型(ティピー)、ドーム型、ツールーム型、ロッジ型などがあり、一般的にポピュラーなのがドーム型といえるでしょう。

また、テント選びで重要になるのが設営のしやすさで、形状や構造が複雑なものほど手間がかかり、設営時間も当然必要になります。テント選びの極意は、デザインや素材だけでなく設営の手順やコツをしっかりと把握しておくことが重要なポイント。気になるテントがあれば、アウトドア専門店などで試し張りできる店舗もあるので、利用してみるのも良いでしょう。

極意その3:悪天候での耐水性や快適性をしっかりと比較せよ

アウトドアで楽しむキャンプは、当然天候に左右されます。つねに晴天に恵まれるわけではなく、最悪の場合、降雨や豪雨に見舞われることもあります。ほかにも、降雨による気温の低下といった過酷な自然環境下でも対応できるものを選ぶことが大切です。

撥水スプレー処理したタープ

耐水圧性能や防水性能が劣る廉価・粗悪なものは論外であり、テント内に雨が浸水してしまい不快な思いをすることになります。また雨や風を避けて、結露を防止するフライシートの装備は必須。虫の侵入を防ぐバグネットやテント内の換気を促すベンチレーション機能、防水ファスナーの装備の有無も購入前にチェックしておきましょう。チェアや食器、カトラリーなどはリーズナブルなものでも大きな差にはなりませんが、テント選びで妥協は禁物です。価格やデザインに惑わされることなく、快適性を追求したテント選びを心がけるようにしましょう。