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秋の日はつるべ落とし! 日暮れが早くなる時期は日没につかまらないよう気を付けよう

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

〝日没遭難〟をしないためには?

山の基本として「早立ち早着き」というのがありますが、秋から冬にかけては、とくに下山時刻の設定を早めにしておくことが大事です。

その日の日没が何時なのかを把握したうえで、余裕を持った計画を立てましょう。筆者は、いつも見るカレンダーに、自分の活動エリアの日没時刻を記入するようにしています。

カレンダー

また、遠出の登山計画を立てるときには、計画書に日出没時刻と、月齢を記入するようにしています。

計画書

日没時刻=暗闇ではなく、空が開けた場所なら、日没後も20分くらいは残照が残っていて、ライトがなくても歩けますが、谷間だったり、樹林帯の中などでは、日没時刻より早く暗くなることもあります。

日が暮れてしまった時の備えを

万一何かの事情で山の中で日が暮れてしまった場合に備えて、登山時には携帯ライトは常に携行するようにしましょう。

ライト

イマドキ、登山用の携帯ライトは非常に軽量コンパクトになっていて、持っていてもじゃまになりません。充電するタイプのものなら、ときどきバッテリー残量を確認し、乾電池タイプなら、予備電池も入れておきましょう。

備えあれば患いなし。想定外の日没はたいへんな事態ですが、きちんと計画を立てて、ライトを手にあえて夜の山を歩くのもなかなか楽しいものですよ。

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