荒川や多摩川に比べてサイクリストが少ない江戸川。だけど、実は“とても走りやすくて快適な道”だということをもっと知ってほしい──。そんな思いから、YouTubeチャンネル『Tom’s Cycling』を運営するTOMIさんが挑んだのは、1都3県をまたぐ全長約60kmの江戸川サイクリングロードと、さらに栃木県の渡良瀬遊水地まで足を延ばす177kmのロングライド。江戸川の魅力を“全力で広める”チャレンジ動画です。
地味だけど快適! 江戸川の“走りやすさ”を再発見
動画内でTOMIさんが語るとおり、江戸川は「車止めが少ない」ことが魅力のひとつ。信号もなく道幅も広いため、一定のスピードで走り続けやすい環境です。「多摩川や荒川より景観の派手さは劣るものの、江戸川は空いていて快適」と感じたTOMIさんは、このルートを選んだ理由に「江戸川を広めたい」という思いを挙げていました。途中には“玉ねぎ”のようなオブジェや、今回は立ち寄らなかったもののサイクリスト歓迎の「竹林カフェ」なども点在します。

とはいえ、快適なだけではありません。途中、虫の大群に遭遇するというハプニングも。「うわ、やばい!」と声が出るほどで、思わず立ち止まりそうになる場面もありました。
関宿からさらに北へ! ハート型の湖を目指す
片道約60km、江戸川サイクリングロードの終点・関宿に到着したTOMIさん。しかし、「せっかくだから」とさらに北上し、栃木県の渡良瀬遊水地を目指します。地図で見るとハート型に見えるこの場所は、霞ヶ浦を思わせるような湖と湿地が広がる静かなスポット。水辺沿いの道は見通しがよく、のんびりとした景色の中をゆったりと走ることができたようです。

のどかな風景に癒やされるひとときではあるものの、「実はここが折り返し地点」ということを忘れてはいけません。復路は、疲れと戦いながらの帰り道です。


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