花を引き立てる上品なシルバー【シロタエギク】
美しい色の葉が特徴のシロタエギクは、常緑性のキク科の多年草です。細かい毛が生えたシルバーリーフは、寄せ植え全体を明るく、そして上品な雰囲気に演出してくれます。
そのため、寄せ植えの見本によく入っている、最もメジャーなカラーリーフと言っても良い存在です。

濃い色の、紫のビオラや黒っぽいパンジーなどと合わせると、そのコントラスト効果で、花の色を一層鮮やかに引き立ててくれます。「名脇役」として、冬の庭や寄せ植えには欠かせない存在です。丈夫で育てやすく、耐寒性は強いのですが、高温多湿を嫌うので夏場は管理に注意が必要です。

冬の景色を華やかに彩る【ハボタン】
冬の寄せ植えといえば、ハボタンを思い出す人も多いのではないでしょうか。ハボタンは実はアブラナ科であり、キャベツと同じ青汁で有名なケールを祖先としています。幾重にも重なる葉がバラの花のように見え、その存在感は抜群です。

最近は黒や、紫、アンティークカラーなど、カラーバリエーションも豊富になり、大きさも小ぶりなものが増えてきました。
冬のモノトーンな風景を一気に華やかにしてくれます。「花がないから寂しい」と感じる方は、花のような美しさを楽しめるハボタンを一つ取り入れてみてください。その華やかさは、確実に玄関先や窓辺を明るく彩り、お正月飾りとしても重宝します。

今回は比較的育てやすい品種をご紹介しました。これらのリーフ植物を組み合わせることで、寒い冬から春の始まりまで、長く美しいカラーリーフを楽しむことができます。
イベント時期に合わせてリースにしたり、お正月飾りにしても素敵です。ぜひカラーリーフを取り入れて、豊かな冬のガーデニングを楽しんでください。

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