今や日常生活に欠かすことのできないスマートフォン。仕事でもプライベートでも手放せないという人は多いのではないでしょうか。時間や場所を選ばずにSNS投稿や動画を楽しめる便利なアイテムですが、あえてスマホから距離を取ろうという「デジタルデトックス」が注目を集めているようです。詳しく見てみましょう。

デジタルデバイスと「ちょうどいい距離感」を

デジタルデトックスとは、スマホやパソコンなどのデジタル機器を一時的に手放すことです。いろいろな情報を絶え間なく浴び続けていると、思った以上に心身に負担がかかってしまうもの。場合によっては、やめたいと思ってもやめられない「スマホ依存」にもなりかねません。

楽しもうとしてネットを使っているのに、逆にストレスになってしまっては本末転倒ですよね。デジタルデトックスをおこなうと、スマホへの依存を避けられるだけでなく、睡眠の質の向上や集中力の回復、人とのリアルなつながりを取り戻すなど、さまざまな良い効果が期待できます。

デジタルデトックスとキャンプの相性

では、具体的にどうすればいいのでしょうか。自分で「休日はスマホを使わない」「ネットサーフィンするのは1日1時間だけ」などと決めるのも立派なデジタルデトックスになりますが、かなり強力な意志の力が必要になります。難しい場合も多いかもしれません。

そこでうってつけなのがキャンプです。キャンプ場の多くは山や海など、自然豊かで電波も届きにくい場所。テントを張ったり火を起こしたりと、やることもたくさんあるため無理なくネットから離れられるでしょう。あえて「不便さ」を楽しむことで、森の香り、海の水の冷たさ、汗をかく爽やかさなど、スマホからは得られない感覚を味わえます。