近年、日本でも注目を集めている「ブッシュクラフト」。その発祥地とされる北欧では、現地のキャンパーたちが日本以上にダイナミックなキャンプを楽しんでいるようです。「ブッシュクラフト」とは、木の枝で道具を作ったり火を起こしたりといった、自然の中で生きるための技術を意味する言葉。こうした自然との距離の近さの背景にあるのが、北欧特有の「自然享受権」という考え方です。
憲法でも制定されている「自然享受権」とは
北欧諸国では、誰もが自然の中へ自由に立ち入る権利を持っています。これは憲法で保障された「自然享受権」に基づくもの。私有地であっても山や森に入ることができ、散策やサイクリング、時にはキャンプまで楽しめるというから驚きです。

ただし無制限なわけではなく、耕作地や個人所有の非公開の庭などは立ち入り禁止。また、自然を傷つけないこと、土地所有者に損害を与えないことが大前提とされています。
日本と異なる北欧のキャンプスタイル
日本では、キャンプといえば「テント・焚火台・調理器具一式」と大掛かりな準備を想像してしまいがち。装備にこだわり、気付けば荷物が多くなっていた、ということも多いのではないでしょうか。

一方で北欧の人々にとっては、アウトドアは特別な行事ではなく日常の一部。荷物を極力減らし、必要最低限の道具だけを持って自然に飛び込むのが基本スタイルです。ブッシュクラフトの原点とも言える考え方で、自然の中で生きる知恵を試し、自然に囲まれて過ごす時間を楽しんでいます。

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