ソトラバ

青森発のガレージブランド「Phoenixrise」の無骨ながらも機能的な各種ギアが使い勝手抜群

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


千葉県を代表するランドマークである「幕張メッセ」を舞台に2025年6月27日(金)、28日(土)、29日(日)の3日間に渡り、待望の『東京アウトドアショー2025』が開催されました。同イベントは「新しいアウトドア体験」をテーマに掲げ、アウトドアに関するアクティビティや最新アイテム、レアな情報などがテンコ盛り。通常では出会いが少ない全国各地から発信している、ガレージブランドも数多く出展。

現地で実際のアイテムに触れて、購入することができるなどアウトドアファンにとっては最高のイベントになっていました。そこで、今回もソトラバ編集部が会場に突撃して、気になるアイテムをレポートしたいと思います。

使い勝手抜群のアウトドアギアを多数ラインアップ

東京アウトドアショー2025で大注目を集めていたブースの一つが「Phoenixrise(フェニックスライズ)」です。展示スペースにはオリジナルの商品がこれでもかと並べられ、同イベントに対する熱量の高さが伺えました。

青森県三戸郡に拠点を置き、厳しい自然の中で育まれてきたブランドです。その母体は金属加工会社である株式会社サンライズエンジニアリングであり、医療用機器や自動車部品の金型製作、板金事業を手掛けています。その二代目として会社を受け継いだ赤坂大樹氏が趣味であるアウトドア部門として立ち上げたブランドがフェニックスライズなのです。

金属を知り尽くした同社だからこそのクオリティが自慢

フェニックスライズの特徴はベースが金属加工会社であるため、製品精度の高さが群を抜いていること。金属の性質を理解した上での加工作業は品質の高さだけでなく、優れた耐久性にも寄与し、デザイン優先のアウトドアアブランドとは一線を画す、仕上がりになっています。

自らがアウトドアマンであり、キャンプを愛する赤坂社長が「自分が使いたい製品」や「あったら便利な商品」を作り出していると言うのが同ブランドの特徴であり、大きな個性になっています。

全ての商品がアウトドアシーンにおいて『痒い所に手が届く』ものであり、さらには掻いた部分に痒み止めを塗ってくれるようなアイデアがテンコ盛り状態。多くのアウトドアマンがフェニックスライズの商品に共感するのは当たり前のことなのです。