1975年8月1日。大阪西区の7坪の雑居ビルの一室で辰野勇氏が山仲間とともに創業したのがモンベルです。今年は創業50周年を記念して大阪・横浜の2カ所でモンベル創業50周年をお祝いするイベントが開催されました。

まずは2025年3月15日、16日の2日間、インテックス大阪でフレンドフェア大阪を開催。そして2025年7月5日、6日の2日間、パシフィコ横浜でフレンドフェア横浜が開催され、訪れたモンベルファンを楽しませてくれました。ソトラバ編集部も7月5日のフレンドフェア横浜へ行ってきましたのでご報告します。
モンベルファン歓喜の2019年以来の復活
パシフィコ横浜A・Bホールに入った瞬間から熱気がムンムンでした。コロナ禍で大規模会場でのフレンドフェアは2019年以来の復活だったので嬉しさもひとしおですね。相次ぐ値上げで家計も厳しい今日この頃。お財布に優しいアウトレット販売エリアは大盛況。

創業当時のロゴをあしらった50周年を記念したアイテムをはじめ、アウトレットで普段よりもお安く、モンベルギアが手に入るため、大きな買い物袋いっぱいにお気に入りアイテムをみなさん購入していました。
会場ではアクティビティなどの体験も!
受付から入るとクラインミグタワーとボルダリング体験をしている子供たちが目に入りました。高所を果敢に登る姿からは楽しさが溢れていました。この中から未来のクライマーが生まれるのかもしれませんね。

カヤック体験ブースもありました。はじめてのカヤック体験で水に浮かぶ楽しさを体感している子供たちの笑顔がたくさん見られました。さらに全国各地のフレンドエリア、フレンドショップのブースでは、観光情報や特産品の販売、体験会など趣向を凝らした展示が行われていました。

猛禽類医学研究所の活動にも注目
なかでもちょっと気になったのがフレンドエリア釧路・弟子屈・鶴居の横にあった猛禽類医学研究所のブースです。傷ついた希少猛禽類の救援・治療・リハビリをしているのが猛禽類医学研究所です。

釧路湿原の野生生物保護センター内にある同研究所は、クルマや風力発電の風車に衝突したとか電線で感電したなど、傷ついた希少猛禽類の野生復帰を目指しており、フレンドフェア横浜に来てこれらの活動を初めて知ることができ、お話しを聞いてとっても勉強になりました。