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「杉村精工」とトレイルランニングギアメーカー「INNER FACT」が異色のコラボ! ものづくりをモチーフにしたランニングウェアの受注販売開始

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創業77年を迎える静岡県焼津市の町工場、杉村精工は、エンデュランス系競技専門のギアメーカー「INNER-FACT」とコラボして、“ものづくり”をテーマにしたオリジナルランニングウェアを販売開始いたしました。2025年8月1日(金)から14日(木)までの期間限定で、INNER FACT(インナー・ファクト)公式オンラインストアにて受注販売いたします。本企画は、若年層の製造業離れという課題に対し、「まずは町工場を知ってもらうきっかけを作りたい」という強い想いから生まれました。当初は社内用でしたが、SNS上での「買いたい」という反響を受け商品化が実現。青とオレンジを基調に、工具をモチーフにしたポップなデザインに仕上がっています。

なぜ「ものづくり」×「ランニング」なのか?

杉村精工は、創業77年を迎える静岡県焼津市の町工場。工作機械を主とした産業機械全般の設計から精密部品加工 / 組立までを一貫対応し、多様な分野へ機械製品を供給しています。一方で、製造業、とりわけ町工場に対する若年層の関心は年々薄れています。

杉村精工の広報を担うアトツギ(取締役:杉村岳)も、「そもそも自分自身、製造業に興味があったわけではない」と語ります。しかしその目線こそが、今の製造業の課題を映すものだと捉え、「まずは“きっかけ”をつくること」を重視しました。

スポーツを通じて町工場を伝えるという選択

杉村精工は6年前よりJ2クラブ「藤枝MYFC」のパートナー企業を務め、地域で開催されるフットサル大会やマラソン大会などにも積極的に社員が参加し、取り組みをX(旧Twitter)上でも発信しています。こうした背景を踏まえ、スポーツや展示会などの外部イベント用に製作したのが今回のランニングウェアです。

当初は社内用の広報シャツとしての位置づけでしたが、SNSでの発信を通じて予想以上の反響が集まりました。「買いたい」という声を受け、ウェア製作を担ったインナー・ファクトと協議のうえ、今回の受注販売が実現しました。

第33回全国PK選手権大会in Fujiedaに社員で参加

静岡県はサッカーをはじめ、ランニングやアウトドアスポーツなどに親しみのある地域です。こうしたスポーツ文化が盛んな静岡で企画、発信することで、若い世代に「町工場って面白い」「ものづくりって身近かも」と感じてもらうきっかけをつくることを狙いとしています。

今後もスポーツを通じた取り組みを続けることで、製造業や町工場の新しい魅力を若年層に届け、業界全体の関心向上にもつなげていきたいと考えています。

ものづくりモチーフのデザイン

製造業といえばコレ”というアイテムを社員にヒアリングし、歯車 / ねじ / ボルト / ノギス / マイクロメータ / 六角レンチなど、ものづくりを象徴するアイテムを散りばめました。あえて襟付きのアロハシャツ風にすることで、スポーツ以外の場面でも幅広い層に「かわいい」「着てみたい」と思ってもらえるような親しみやすさを重視しました。

シャツに込めた思い

このシャツは、杉村精工や製造業を直接的にアピールできるものではありません。まずは着てもうことで、町工場を”知ってもらう”きっかけになること。「町工場って、なんか面白いかも」と思ってもらうこと。そんなきっかけを作るような一着を目指しました。

【販売情報】
■商品名:ウルトラライトシャツ 杉村精工株式会社 コラボVer.
■価格:3,600円(税込3,960円)
■販売形式:完全受注生産
■受注期間:2025年8月1日(金)〜8月14日(木)
■購入方法:INNER-FACT公式オンラインストア
https://shop.inner-fact.co.jp/?pid=187757130
■公式オンラインストア:https://shop.inner-fact.co.jp/?pid=187757130