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戦争遺跡好きYouTuberが雪山登山を敢行! 退役して朽ち果てた「アメリカ軍用トラック」が圧巻だった

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


空き地などに放置された廃車を意味する草むらのヒーロー、通称「草ヒロ」という言葉をご存じでしょうか。オフロードバイクや林道探索などの動画をアップしているYouTubeチャンネル『ワロスメン』では、長年にわたって山中に遺された珍しい廃車体を見に行く様子が公開されています。

心強い助っ人と雪山登山に挑戦!

今回紹介するのは「『戦争遺跡』 雪山に眠るアメリカ軍用トラックを見に行ってきた!(白沢峠の廃ダッジ)」と題された動画。ワロスメンさんは、2台の廃車をお目当てに山梨県にある斉木林道にやってきました。撮影がおこなわれたのは12月のことで、あたり一面は雪景色。さすがに1人での雪山登山は不安なため、愛車のリエフを購入したお店のマスターとそのお客さんも同行してくれることに。

カバンの中の麦茶が凍るほど極寒のなか、「暖かくなってから来ればよかったのでは」とぼやきつつ歩みを進めるワロスメンさん。自称登山者という2人の先導が頼もしく感じられますね。

まずは六輪駆動の「廃トラック」をじっくり堪能

しばらく歩くと、「ん?」と思わず声を上げたワロスメンさん。さっそく1台目の廃車を発見したようです。近寄ってみると、目の前には大きな六輪駆動の廃トラックが。苔が生えたタイヤや錆ついたボディが時の流れを感じさせ、息をのむような存在感に寒さを忘れてしまいそう。

第二次世界大戦期にアメリカで開発されたこの車は、GMC CCKW353という車種。終戦後に進駐軍とともに日本にやってきた軍用トラックで、かつて木材の運搬などに使用されていたもの。「一度見に来たかったんだよね」と話すワロスメンさんは、運転席やボンネットなど隅々までチェック。大好きな戦争遺跡を存分に堪能していました。