ソトラバ

天然クーラーでクールダウン! 暑い時期に行きたい東京都の「湧水3選」

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • 矢川緑地/湿地
  • 明治神宮御苑/南池
  • 明治神宮御苑/清正井
  • 殿ヶ谷戸庭園/カタクリ
  • 殿ヶ谷戸庭園/弁天池
  • 矢川緑地/カルガモ

うだるような暑さが続く夏の東京。クーラーの効いた部屋で過ごすのも良いのですが、せっかくなら自然の冷気を感じられる場所に出かけてみたい! という人のために、東京の住宅地や都会の真ん中にありながら、ひんやりとした雰囲気を感じられる湧水スポットを3つご紹介します。

湧水スポットは、木陰が多く、水辺の気化熱で周囲の温度が下がるため、涼しくなる要素が重なっています。もちろん、クーラー並みに涼しいわけではありませんが、清らかな水の流れは、きっと体感温度を下げてくれるはずです。

清らかな湧き水が流れる武蔵野の原風景【矢川緑地】

国立市と国分寺市にまたがる矢川緑地は、JR南武線・西国立駅から徒歩約10分。武蔵野台地の地下水が湧き出す豊かな自然が残されています。園内には湧水が流れる小川や湿地があり、自然の涼しさを感じるのに最適な場所です。都心からわずかな距離ですが、まるで観光地に来たような気分を味わえます。

矢川緑地/カルガモ

また、貴重な水生植物のミクリや、山野草のミゾソバ、さらにはカルガモやコゲラといった野鳥にも出会える、都内にいながら清らかな水辺の風景を楽しめる貴重なスポットです。

武蔵野の風情を感じる里山の湧き水【殿ヶ谷戸庭園】

殿ヶ谷戸庭園/弁天池

国分寺市にある殿ヶ谷戸庭園は、武蔵野の崖線(がいせん)地形を活かした庭園です。広がる雑木林の木陰や水辺が涼しさを演出し、湧水源からは毎分37リットルの湧水が次郎弁天池に注ぎます。

春は新緑、秋には紅葉が楽しめ、ちょっとした「映え」スポットにもなっています。JR国分寺駅から徒歩2分というアクセスの良さも魅力です。春にはカタクリ、秋には萩のトンネルなど、季節ごとの花が好きな方にもおすすめの庭園です。

殿ヶ谷戸庭園/カタクリ