キャンプ場には駐車場が舗装されていないところや山道を通って向かうキャンプ場もあるため、アウトドア好きのクルマには泥汚れがつきもの。クルマの汚れは見た目が損なわれるだけでなく、放置すれば車体へのダメージも心配です。そこで今回は、クルマの泥汚れを綺麗に落とす方法をご紹介。ぜひ参考にしてみてください。
砂埃の汚れを擦って落とすのはNG?
クルマについた泥汚れを放置していると、サビや劣化を早めてしまったり、塗装を痛める原因になります。また泥汚れには砂や小石が混じっているので、無理やり擦って落とそうとすれば、ボディに傷がついてしまうことも。

洗車機を使うときも同じように、泥に含まれる粒子がブラシで擦れて、塗装を痛めてしまうので注意が必要です。
たっぷりの水で泥を緩ませるのがポイント
泥や砂埃で汚れたクルマを洗う際は、たくさんの水をかけて泥を柔らかくしてから高圧洗浄機で汚れを落とします。高圧洗浄機がない場合は、ホースで十分に水をかけて泥を流したあとに、スポンジやクロスを使って優しく撫でるように洗いましょう。天気が良いとすぐに泥が乾いてしまうので、曇りの日か、直射日光が当たらない場所での洗車がおすすめです。

泥汚れを落としていると、ボディに黒い点がついていることがあります。これは「ピッチタール」といって、泥汚れではなくアスファルトがタイヤに巻き上げられて付着したもの。ピッチタールは普通のカーシャンプーでは落とせないので、専用のクリーナーを使って落としましょう。