神奈川県の秦野市寺山にある丹沢の表玄関ヤビツ峠から、大山山頂を目指して秋の行楽日和の週末に快晴青空! 空気もひんやり澄んでいて気持ちいい山登りになりました。
まずは臨時便のバスで標高761mのヤビツ峠へ
秋も深まり紅葉が綺麗な11月。今年は寒暖差があり紅葉の当たり年です。丹沢の山々も赤色に黄色と太陽燦々と浴びて色鮮やかな紅葉狩りが楽しめました。日が短くなって朝は6時でも暗い今日この頃。電車を乗り継ぎ、小田急線の秦野駅へ。駅でトイレをと思いきや多くの登山客で列を作っていました。

さらに秋の行楽日和の週末とあってヤビツ峠行きのバスも長蛇の列。増発された臨時便に乗車すると約50分で標高761mのヤビツ峠に到着です。さらにヤビツ峠から大山へイタミ尾根を登って約1時間20分で大山山頂に到着の予定です。

丹沢MON CAFÉ横のモミジで幸先良き紅葉狩り登山
まずは階段を登るとカレーが名物の「ヤビツ峠レストハウス丹沢MON CAFÉ」がちょうどシャッターを上げてオープンしました。お店の中はおしゃれな薪ストーブにピアノもあってこんなところで演奏会があったら素敵ですね。次回は丹沢ロイヤルカレーにクロモジ茶をいただきたいと思います。

紅葉は丹沢MON CAFEの横に真っ赤なモミジが見事に朝日を浴びて輝いていました。むむ、幸先良き紅葉狩り登山です。ちなみにヤビツは矢櫃という難しい漢字を当てることもあるようです。調べてみると矢櫃=やびつは矢を入れる箱のことだとか。ヤビツ峠の西側にある旧ヤビツ峠を改修したときに矢櫃が発見されたことに由来するといわれているようです。
大山阿夫利神社本社のある大山山頂に到着
ヤビツ峠から大山山頂へはよく整備された尾根道を登っていきます。ヤビツ峠レストハウスでもらった神奈川県山岳連盟のパンフによると大山イタミ尾根は月一回登山道のメンテナンスがされているそうです。感謝しつつ歩き、この日は快晴のため眺望も最高です。

登りながら右手に遠く相模湾が陽の光を浴びて輝き、神奈川県の街並みと低山も見渡せて気分が上がります。途中には休憩や山飯に良さそうな木のテーブルに椅子もあり、山肌にへばりつくように立つ一本杉や鎖場もありましたが、気持ちよく山登りを楽しめます。

初めての山行きにもオススメのコースです。登っていくと左手に丹沢の山々が姿を見せてくれました。来迎谷の26丁目を過ぎてグレーチング階段を登り、鳥居が見えると大山口登山道28丁目で大山阿夫利神社本社のある大山山頂に到着しました。
丹沢大山国定公園の山並みを一望できる隠れスポット?
「トイレのウラ富士山丹沢展望ぐるりと周れます」の看板を発見。山頂神社でお参りをして標高1252mの山頂から晴れていたので江の島、相模湾、伊豆半島に遠く房総半島まで見渡して大満足です。

看板の指示に従ってトイレ裏へ。大きな電波塔群があって驚きつつ裏側へ行くと、丹沢大山国定公園の山並み塔ノ岳、丹沢山などが一望できるポイントが隠れていました。この日、大山山頂に着いた時には雲が出ていて富士山は残念ながら見えませんでしたが、とてもいい眺めです。


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