さまざまなアーティストを間近で見られる「音楽フェス」。日本では「フジロックフェスティバル」や「サマーソニック」などが特に有名ですよね。近年は規模も大小さまざまなフェスがたくさん開催されており、ローカルフェスも盛り上がっています。今回は音楽フェスに初参戦する際の注意点や、準備しておくと便利なことについてチェックしていきましょう。
“自分専用タイムテーブル”で会場内の移動効率アップ
まずは鑑賞したいアーティストから優先順位を付けて、“自分専用のタイムテーブル”を組むことが大切。特に大規模フェスでは各ステージごとにタイムスケジュールが組まれているので、なるべく多くのステージを見たり食事の時間を確保したりするには、いかに会場内を効率よく移動できるかがカギになります。

数日にわたって参加する場合は、宿泊先の手配が必須。集客力が高いフェスでは、付近の宿泊施設が早い段階で埋まります。なるべく早く予定を決めて、宿泊先の確保に動きましょう。フェス開催日は通常より宿泊料金が高く設定されている場合もあるので、予算に注意してください。

音楽フェスは動きやすい服装でマナーとリスペクトを忘れずに
服装は季節やフェス会場の環境に応じて臨機応変に。会場内を歩き回ったり、ライブ中に飛び跳ねたりする可能性が高いため、動きやすい服装が好ましいです。大勢の人が密集することを考え、尖った装飾がある服やアクセサリー、ヒールのある靴などは避けましょう。

また、夏場のフェスは強い日差しに注意が必要。日焼け止めや帽子、サングラスがあると紫外線による体力消費を抑えられます。郊外や山間部が会場の場合は、街中よりも気温が低くなるので、いつもより多めに防寒着の用意を。持ち物は雨具のほかにレジャーシートや折りたたみチェアがあると、地面に直接座るのを避けられますよ。

そして忘れてはいけないのが、全てのアーティストたちに対するリスペクト。規模の大小にかかわらず、フェスでは「地蔵」と呼ばれる行為が最も嫌われるので要注意です。「地蔵」とは、目当てのアーティストのために最前列や前方列に長く陣取り、それまでのステージに興味も示さない人のこと。自身が応援するアーティストの評判を落としかねない行為です。

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