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花好きさんに大人気! 春を感じる日本固有種の花7選

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  • 春を感じる日本固有種の花
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まだ寒さが残る早春に咲き始めたり、豪華な花が咲き乱れる中でひっそりと可愛らしく春を告げる日本固有種の野草たちがいます。

最近は数を減らしているものも多く、山野草愛好家やSNSの花好きたちの間で「通な花」として注目されています。今回は、知れば知るほど愛おしくなる早春から春にかけて咲く、日本固有種7選を、その生態とともにご紹介します。

木陰にひっそりと咲く瑠璃色の花【ヤマルリソウ】

ヤマルリソウはムラサキ科の植物で、福島県以南から九州に分布する、主に山地の林床や木陰に生える多年草です。3月から5月にかけて、淡い青紫色の小さな花を咲かせます。

名前の通り、瑠璃色の花が特徴で、まだ周囲が茶色い早春の林床にぽつぽつと咲く姿はよく目立ち、見つけやすいです。同じムラサキ科のワスレナグサと似た花ですが、花の中央の部分が白っぽいのがヤマルリソウです。キュウリグサもよく似ていますが、こちらは2mm程度なので大きさが全く違います。

黄金の輝きで福を呼ぶ花【フクジュソウ】

フクジュソウは本州~九州に分布するキンポウゲ科の植物で、主に落葉樹林の林床や、日当たりの良い山地の斜面などに生え、2月から4月にかけて鮮やかな黄金色の花を咲かせます。

黄金色の花が「福」を、早春に咲き「長寿」を連想させることから、福を呼ぶ花として古くから縁起の良い花として親しまれてきました。福寿草は太陽が顔を出すと花を開き、太陽光で花を温め虫を呼び込み受粉を促すそうです。

ふんわり優しい白が春らしさを演出【シロバナタンポポ】

中心のカスタードクリーム色が可愛いシロバナタンポポは、キク科の植物で、花が白い日本固有種のタンポポです。

主に関東以西の西日本に分布しますが、徐々に生息地域を広げているという話もあります。タンポポというとシロバナタンポポを指す地域もあるほど昔から存在していますが、筆者が見たのは最近になってからです。温暖な地域の日当たりの良い野原や道端などに生え、3月から5月にかけて開花するのでぜひ探してみてください。

名前の由来は船の錨から【イカリソウ】

イカリソウはメギ科の植物で、本州東北地方以南の太平洋側などの山地や丘陵の林床や林縁などの、やや日当たりの良い場所に生える落葉多年草です。

4月から5月にかけて、錨(いかり)のような独特な形をした花を咲かせます。多く見受けられるのは紅紫色の花ですが、白や黄色などもあります。

葉は春に銅色を帯びて展開し、夏には緑色になります。古くから生薬としても用いられてきました。

静かに春を告げる使者【ミスミソウ】

ミスミソウはキンポウゲ科に分類され、「雪割草」の別名を持つ早春に咲く花で、本州中部以西から九州に分布します。

3月から5月にかけて、主に山地の林床や日当たりの良い斜面で花を咲かせます。葉が三つのスミ(角)を持つことからミスミソウの名前がつき、ヨーロッパなどにも似たものがありますが、最近の研究では日本固有種(日本固有の変種)と見られているようです。白、ピンク、紫など、花色のバリエーションが豊富です。

スプリング・エフェメラルの代表【セツブンソウ】

春先に芽吹き、花を咲かせると、間もなく地上部から姿を消してしまう「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」。その代表格がセツブンソウです。

関東以西の本州に分布するキンポウゲ科の植物で、節分の頃(2月~3月)に開花します。花は直径2cmほどと小さく、繊細な姿は写真に収めるのも一苦労ですが、その可憐な佇まいはぜひ一度、直接見ていただきたい美しさです。