キャンプで「ととのう」極上体験はいかが? いま大注目のサウナがあるキャンプ場3選【近畿エリア】

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  • フィンランド式のサウナテントのサボッタ
  • お寺でキャンプできるTemple Camp大泰寺
  • Temple Camp大泰寺のリバーサイドサウナ
  • 大泰寺のリバーサイド
  • 大泰寺の座禅体験
  • 飛雪の滝キャンプ場で外気浴
  • フィンランド式のサウナテントのサボッタ
  • ロシア式サウナテントのモルジュ
  • 南光自然観察村の全景
  • 南光自然観察村のツリーハウス
  • 南光自然観察村の連棟コテージ
  • 南光自然観察村のバレルサウナ
  • バレルサウナに設置されたハルビア社製の薪ストーブ

 

サウナブームが止まらない。「ととのう」体験を求めて、各地のサウナ遍歴を続ける〝サウナー〟諸氏も増えています。そんな流れのなかでキャンプ場にもサウナが続々登場。本格的な施設を持っているところもあり、流行りのテントサウナを導入する施設もあります。

街中の施設と異なり、心地よい自然のなかで外気浴ができるのがキャンプでサウナの魅力。街中の施設とはひと味違う、ナチュラルな〝ととのい〟体験をしてみませんか。

 

聖地熊野の大自然のパワーに癒される「ととのい処」

【施設名】Temple Camp 大泰寺(和歌山県)

 

お寺でキャンプできるTemple Camp大泰寺
写真:Temple Camp 大泰寺

 

南紀地方屈指の霊場である大泰寺は、約1200年前に天台宗を開いた最澄が創建した由緒ある古刹。那智原生林に源を発する太田川沿いの丘陵地で、樹齢400年の椎の巨木をはじめとする豊かな森の中にあります。“お寺ステイ”をしながら、写経や坐禅の体験ができるユニークな施設です。

お寺は、かつて地域の子どもたちの遊び場であり、大人たちも何かにつけて訪れる、地域コミュニティの中心地。現代においても、広く多くの人が集う場として活用してほしいという住職の思いから、宿坊と並んでキャンプ場を開設。水風呂の代わりに自然の清流を利用する「リバーサイドサウナ」も取り入れました。

 

写真:Temple Camp 大泰寺

 

心地よい河原に設置されたテントサウナは、2時間単位の貸し切り制。自分たちで好きな場所を選んで設営から体験することもできます。みんなでワイワイとテントを立て、薪ストーブで火をおこし、サウナストーンが温まれば好きなタイミングでロウリュを。キャンプ仲間となら、そんな楽しみ方もおすすめです。

とことん暖まったら、目の前の川へダイブ。冬なら冷涼な外気浴だけでも十分かもしれません。熊野の大自然のなかで、デトックスが体験できます。

 

写真:Temple Camp 大泰寺

 

大泰寺の体験メニューには、坐禅や写経などもあります。坐禅とは、姿勢を正して座り、呼吸を整えて自分と向き合う禅宗の基本的な修行法。僧侶が丁寧に指導してくれるので、初めてでも気軽にトライできます。ゆっくりとお経を書き写す写経体験も心が落ち着くもの。サウナでととのったあとは、心もととのえてみては。

 

写真:Temple Camp 大泰寺

 

【データ】
■住所:和歌山県那智勝浦町下和田775
■営業期間:通年営業
■URL:https://oterastay.com/daitaiji/camp/

  

サウナ+滝=“サ滝”が体験できる唯一無二の施設

【施設名】飛雪の滝キャンプ場(三重県)

 

写真:飛雪の滝キャンプ場

 

熊野川を河口から遡ること約13km、左岸から注ぐ支流にかかる美しい滝が「飛雪の滝」。高さ約30m、幅約12m、天から水が舞い降りるように流れ落ちるさまを見た紀州藩主が、「飛沫さながら雪の舞い」と称えたという話が伝わっています。

その滝つぼのほとりにあるのが飛雪の滝キャンプ場。のどかな田園風景が広がる地区にあり、水辺の心地よいエリアでキャンプが楽しめる施設です。

炊事棟やバーベキュー棟などの設備も完備。予約すれば、到着時にテントを立てた状態で一式レンタルしてもらえる「手ぶらでキャンプ」というサービスもあり。和室とキッチン、トイレ・風呂、バーベキュースペースを備えたコテージもあるので、誰でも気軽にアウトドア気分が味わえます。売店で地元産の食材が買えるのもうれしい点。

そして、テントサウナは、フィンランド式「サボッタ」とロシア式「モルジュ」「EX-PRO(エクスプロ)」の3種類が用意されています。

 

写真:飛雪の滝キャンプ場

 

「世界一熱いサウナ」といわれるモルジュは、マイナス20℃以下の厳寒のロシアで熱いサウナに入るために開発されたもの。断熱材を含む三層構造の生地で作られており、ある程度気温の高い季節なら、120℃超えも可能というハイスペックなテントサウナです。

 

フィンランド式のサウナテントのサボッタ
写真:飛雪の滝キャンプ場

 

一方、フィンランド式の「サボッタ」は、60℃~80℃程度。熱すぎないため、ゆっくりと時間をかけて身体を温め、ゆったりとくつろいだりおしゃべりを楽しんだりできるのが特徴。フィンランド製のアロマ水でロウリュも楽しめます。

十分に温まったら、滝つぼで冷水浴をするもよし、滝のマイナスイオンを浴びながら、チェアでゆったり外気浴を楽しむもよし。熊野の大自然に包まれて、究極の“ととのい”を体感してみましょう。

 

【データ】
■住所:三重県紀宝町浅里1409-1
■営業期間:通年営業
■URL:https://hisetsu.jp/main/

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