プロが教える万全の雨キャンプ対策【vol.01】雨水の浸入やカビの発生からテントを守るメンテナンス術

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設営するときはグランドシートがおすすめ

テントを張るときの雨対策としては、「テントの下にグランドシートを敷いて、その上に設営するのが理想」(打越さん)です。雨の日はもちろんですが、雨が降っていないときでも、シートが敷いてあれば地面からの湿気をシャットアウトできます。これは、テントの汚れや破損防止にも効果がありますので、やっていない場合は、ぜひ実践してください。

                       

                    

そして、使用後の保管方法もとても重要です。雨のキャンプから帰ったら、「テントの汚れをきれいに拭き取り、しっかりと乾燥させるのが鉄則です」(打越さん)。汚れたまま、湿ったままで物置にしまうと、カビの発生原因になりますし、テント生地も傷むので注意しましょう。

このように、防水処理をきちんと施していれば、キャンプ中に雨が降ってきても安心して過ごせますし、テントが水を弾く様子は見ていてけっこう気持ちがいいものです。メンテナンスは確かに手間がかかりますが、快適なキャンプを過ごすために、そしてテントを長持ちさせるためにも、ぜひ実践してみてください。

                  

【取材協力】

■監修:打越俊浩

■プロフィール:フリーライター。釣り、キャンプ、登山などのアウトドア系雑誌の編集、執筆、撮影を行う。プライベートな山行は、最近では低山が主流。釣りは鮎友釣り、渓流釣り、沖釣りなどを堪能して年間の釣行日数はトータルで30日ほど。

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