極寒の「冬キャンプ」よりじつは危険? リスクいっぱい「夏キャンプ」のNG行為6選

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  • ファミリーキャンプを楽しむ親子
  • 富士の麓でキャンプ
  • クーラーボックスの保冷剤
  • クーラーボックス
  • 夏キャンプのイメージ
  • キャンプでビールを飲む
  • キャンプで活用するサーキュレーター
  • 酷暑をあらわす温度計
  • お茶を飲む女子
  • タープで日陰づくり
  • スプレータイプの虫除け剤
  • 夜のテントサイト
  • 海水浴を楽しむ親子

夏休みに入り、子どもたちはもちろん、大人たちも夏のレジャーを目前にソワソワしている人も多いのではないでしょうか? ところが夏のキャンプをはじめアクティビティには危険がたくさん潜んでいます。そこで、浮かれ気分をちょっとだけ引き締める、夏キャンプ&夏レジャーのNG行為を紹介します。

痒みだけじゃない「蚊」による虫刺されに注意

夏に限らず、春以降からキャンプなどの外遊びで注意が必要な「蚊」による虫刺されです。少しでも嫌な虫(蚊)を撃退するのであれば、虫除けスプレーでの対策が必須です。アカイエカは夕方から夜にかけて、ヒトスジシマカ(ヤブカ)は昼から夕方にかけて吸血する習性があります。夏のキャンプシーンでは、しっかり虫除け対策して不快な気分にならないように対策することで、快適な夏キャンプが満喫できるはずです。

蚊による虫刺されの痒みの原因は、虫の毒素や唾液が皮膚に注入されることによるアレルギー反応であり、痒みや腫れもアレルギー反応の一種です。

またレアケースではありますが、蚊に刺されによる「蚊アレルギー反応」が希に起こります。これは「蚊刺過敏症」といわれており、刺された箇所がひどく腫れたり、発熱やリンパ筋が腫れるなどの全身症状が現れることも。蚊による虫刺されによって症状が酷くなることを自覚しているのであれば、肌を露出しない格好で対策するのはもちろん、虫除けスプレーや虫除け剤を塗ることで、万全の対策を施すことができます。

標高の高いキャンプ場でも熱中症対策を忘れずに!

コンクリートジャングルの都会では、40℃に迫る気温を記録していますが、平地に対して標高が高くなるロケーションでは、100m標高が上がると0.6℃気温が下がるいわれています。海抜0mの都心の気温が35℃であれば、山の中の標高1000mのキャンプ場では、6℃気温が下がり29℃の快適なキャンプが楽しめるはずです。

しかし、気温は同じでも日向と日陰では熱中症になる危険性は大きく異なります。ロケーションが山のキャンプとはいえ、直射日光を浴びる日向とタープや木陰などで直射日光を回避できる条件では、熱中症のリスクは大きく異なります。とはいえ、屋内でも熱中症の症状を発症することもあるので、日陰を作ることはもちろん、水分補給や熱中症対策できるドリンクを飲むなどして、しっかり自衛策をとることが求められます。

過度な飲酒は熱中症へまっしぐら?

真夏のキャンプでは、あまりの暑さにテントサイトの設営時から缶ビールを片手に飲酒することがあるかもしれません。もちろん、汗がだくだくのなかでキンキンに冷えたビールを喉に流し込めば気分爽快。すぐに空けてしまった缶ビールを次から次へと飲酒することで、熱中症のリスクはその分だけ高まります。

というのも、アルコールを摂取することで利尿作用が働き、飲んだビールの量以上に水分を放出してしまい、これが熱中症に引き起こす原因にもなるのです。

ちなみにビールを1リットル飲むと1.1リットルの水分が出て行くといわれており、アルコールを摂取しておしっこの回数が増えることで、体内では脱水症状を引き起こすのです。

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