実践してみたら目から鱗! 簡単なようで難儀する火起こしは「熾き火」づくりで解決

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  • 真っ赤に燃えた熾き火
  • 熾き火になった薪
  • 燃えて爆ぜる薪
  • 真っ赤に燃えた熾き火
  • 着火剤代わりになる松ぼっくり
  • 真っ赤な熾き火で焼いたステーキ
  • 熾き火で調理したお肉

初めてのデイキャンプでBBQを楽しもうと、意気揚々と出かけたのは良いのですが、BBQグリルに投入した薪や木炭はメラメラと燃えているものの、一向に火力が安定せず最終的には消えてしまいました。そうです、初心者の私は、「熾き火」を知らなかったのです。

そんな以前の私のような初心者キャンパーさんに「熾き火(おきび)」の作り方をご紹介しましょう。

そもそも「熾き火」って何?

木炭に火を付けようと着火剤を沢山投入して力技で無心にうちわをパタパタと振っていました。理由は前述のとおり熾き火を知らなかったからです。この熾き火は、薪や木炭の芯が炎を出すことなく赤く燃えている状態のことで安定した火力が出せるほか、遠赤外線効果でお肉をムラなく焼き上げることができます。

「熾き火」の作り方とは?

熾き火をつくるには、まずBBQグリルや焚き火台に薪や木炭を組み、着火剤や燃えやすい新聞紙などを置いて火を付けます。キャンプ場に転がっている松ぼっくりも着火剤として使うこともできますし、ちょっとしたクラフトワークとして、子どもと一緒に割り箸でフェザースティックを作ってみるのもアリです。

真っ赤に燃えた熾き火

着火剤の力を借りて薪や木炭から炎がメラメラと出はじめても慌てず騒がず、とにかく待ちます。1時間程度で炎が弱くなり、熾き火ができはじめます。焼き鳥屋さんの備長炭のように薪や木炭が真っ赤になっていれば熾き火の完成です。

もちろん、火が弱くなれば薪を追加して火力を保つようにします。BBQグリルであれば、食材を焼くスペースと熾き火をつくるスペースを分けることで、しっかり火力を保ちながら調理できるようになります。

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