山の高さは日々変わっている
また、高さが変わる別の理由として、風や雨が長い時間をかけて土を削り、高さがだんだん低くなることもあります。
鳥取県の『大山(だいせん)』は、雨風による風化によって削れています。昔は山頂まで行けたのですが、今はくずれやすく行けなくなってしまいました。
逆に、造山運動でできた山は、地面(プレート)の動きによって、毎年少しづつ高くなっている山もあります。
世界一高い山・チョモランマは、毎年4mmずつ高くなっていると言われています。また、チョモランマのあるヒマラヤ山脈からは海の化石が見つかっています。これは、この山のあたりが、大昔は海だったことの証拠です」
海だったところが山になるくらい、地球の運動は大きいものなのですね!
【参照】
山のできかた
https://kyoushoku.shinshu-u.ac.jp/omachi/modules/kyozai/kyozai00266.html
山はどうしてできるの
https://kids.gakken.co.jp/kagaku/kagaku110/science0304/
8848.86m!チョモランマの標高はどのように測量されたか
https://spc.jst.go.jp/news/201202/topic_3_05.html
ヒマラヤ山脈の化石
http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/publications/annual_exhibitions/FOSSIL2007/0504.html