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知らないと大やけどの危険も!? 「焚き火」の正しい消火方法と意外なNG行為とは

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火消し壺で消化時間を短縮できる

急いで焚き火を消したい場合には、「火消し壺」を使用する方法がおすすめ。火消し壺は炭を壺の中に入れて密閉することで酸素を遮断し、炭を効率的に鎮火させる道具。火消し壺で消化すると、炭を再利用できるというメリットもあります。ただ、火消し壺に炭を入れた後はしばらく壺自体が非常に高温に。触る場合は必ず耐熱グローブなどを使用してください。

中には、火消し壺を持っていないので何か別のもので代用できないかと考える人がいるかもしれません。例えば、自宅にあるお菓子の缶やオイルポットなどは一見火消し壺の代わりに使えそうに思えますが、代用品では密閉性や耐熱性が不十分で思わぬ事故につながる危険性も。焚き火を消火する際には、必ず専用の火消し壺を使用して安全に消火するようにしましょう。

揺らめく炎でゆったりとリラックスした後は、完全に消火して後片付けをするまでが焚き火です。消火の知識とスキルをしっかりと身につけ、自然環境に配慮して焚き火を楽んでくださいね。