エアフレームテントのデメリットは?
エアフレームテントの一番の難点は、意外なことに重量です。強度のある素材を使っているため重いテントが多く、大きいものでは30kgを超える場合も。ポールがない分コンパクトに収まるような気がしますが、エアーで強度を保つためチューブ部分が分厚く、収納時も大きくなりがちです。クルマへの積載とキャンプサイトへの運搬が可能か、よく確かめてから購入しましょう。

また、設営が簡単な反面、撤収に時間がかかることもデメリットのひとつ。チューブに空気が残ると収納袋に収まりにくく、向きを変えて空気を抜くなど完全に萎ませるのに時間がかかってしまいます。
エアーということで、穴が開いてしまえば萎んでしまうのもデメリットと言えます。もちろん頑丈な生地でできていますが、万が一チューブ部分に穴が開いてしまった際はリペアキットで補修が可能。自転車がパンクした時に修理をするようなイメージで、補修シートを貼って穴を塞ぎます。

設営の簡単さから、一度使うと「通常のテントには戻れない」という声が聞かれるほど便利なエアフレームテント。使用するシーンや用途に合わせて、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。