「えっ? 聞いてないよ〜」じつは利用NGの場合もある「道の駅」&「キャンプ場」の車中泊が嫌われる理由とは

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  • ポップアップルーフのキャンピングカー
  • 洗濯ロープで衣服を乾かす
  • シングルバーナーで朝食づくり
  • お洒落な道の駅のトイレ
  • 林間サイトで車中泊
  • 林間サイトで車中泊
  • RVパークで車中泊する軽自動車
  • 夜のサービスエリア
  • 夕焼けが美しい道の駅

先日、知人から興味深い話しを聞きました。じつは購入したばかりのキャンピングカーでキャンプしようと思ったら、予約した施設から利用を断られたと言うのです。キャンピングカーでの車中泊利用をNGとする道の駅があることは知っていましたが、まさかキャンプ場までNGというのは寝耳に水でした。

林間サイトで車中泊

理由が知りたく、ググって見るとどうやらキャンピングカー利用者のマナーの悪さが原因とのこと。ただ、傍若無人なマナー違反を犯したわけじゃなく、「トイレの度にドアの開閉がうるさい」、「車内は完全個室状態なのでかえって騒がしい」、「クワイエットタイム(サイレントタイム)なのに車内の電気が煌々と付いている」などがトラブルの原因なんだそうです。

道の駅での車中泊はグレーゾーン?

車中泊と言えば道の駅のイメージがありますが、やはり過去にマナー違反が続出したことで、すべての施設ではありませんが車中泊を禁止している施設が結構あるようです。もちろん、車中泊OKの施設もあるので、調べてみると利用可能な道の駅が見つかるかもしれません。

夕焼けが美しい道の駅

ちなみに道の駅での車中泊が禁止される傾向にあるのは、前述のとおりマナー違反が原因でした。例えば、トイレの水道で炊事の準備をしたり、複数台分の駐車スペースを占拠してテーブルや椅子を広げて宴会を繰り広げる、ほかにも洗濯ロープを使い洗濯した衣服を乾かすなど、まあ我慢できないレベルではありませんが、いずれもほかの利用者に対するリスペクトが欠けた行為と言わざるを得ません。

車中泊するならRVパークがおすすめ

くるま旅を推進している日本RV協会が展開しているRVパークをご存じでしょうか? RVパークは日本全国津々浦々、北は北海道から南は沖縄まで381施設(2023年8月28日時点)が営業しています。利用料金は施設毎に異なりますが、1泊3000円〜7000円程度のようです。また、RVパークでは有料ではありますがゴミの処理も可能で、ペット同伴利用がOKの施設もあります。

もちろんRVパークでも利用する際のマナーやルールがあり、基本的には車中泊が大前提となるためテントやタープを広げることはNGであり、その他、アイドリングの禁止や社外でのBBQ行為、ほかの利用者への迷惑行為(騒音やゴミ・タバコのポイ捨てなど)といったマナー&ルール違反はありますが、いずれも常識的な範囲のルールなのでそのハードルは決して高いものではありません。

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