アウトドアでは「明かり」が必需品ですよね。テントなどの拠点ではランタンを設置することも多いですが、動き回るときにはヘッドライト、ヘッドランプの使用がおすすめ。「わざわざヘッドライトを使わなくても、懐中電灯があればいいのでは?」という人も多いかもしれませんが、ヘッドライトには様々なメリットがあります。
懐中電灯よりもヘッドライトがおすすめなワケ
最も大きなメリットは、両手が空くことです。ランタンや懐中電灯を持つと必然的に片手がふさがりますが、片手ではギアが操作しにくかったり、転んだときに大怪我につながる可能性も。野外の道を歩く際には両手が空くヘッドライトが安全です。

また、「視線とライトが必ず同じ方向を向く」というのも意外なメリット。わざわざ手もとで光の方向を調整する必要がなく、向いた方向に合わせて必ず視界が確保されます。歩く際の腕の動きに合わせてブレることもないので、安定した視界で行動できるでしょう。
ヘッドライト選びは「明るさ」がポイント
実際にヘッドライトを選ぶ際には、どのようなポイントをチェックすればいいのでしょうか。まず確認すべきはライトの明るさです。明るさは「ルーメン」という単位で表されますが、夜間の行動や作業をする場合には、100~300ルーメン程度のライトを選ぶのがおすすめ。これくらいの明るさがあれば、登山やキャンプなど幅広い用途で使用できます。

ルーメンの数値が大きいライトほど優れているようにも思えますが、用途に合わない明るさを選ぶと眩しすぎて逆に作業ができないということも。ヘッドライトは適切な明るさのものを選ぶことが大切です。