子どもが生まれると「一緒にキャンプに行きたい!」と思うキャンパーも多いはず。でも、何歳頃からキャンプに連れて行ってOKなのかは悩みどころです。そこで今回は、おすすめのタイミングや、子連れキャンプで気をつけたいポイントについて紹介します。
キャンプデビューは3歳頃がおすすめ
一般的には、初めてキャンプに行くなら3歳頃が良いと言われています。3歳前後だとイヤイヤ期が終わっている場合が多く、普段と違う環境でも機嫌良く過ごせるようになる時期。また、体力がついてくるので病気になりにくく、外である程度の時間活動することも可能です。さらに、この頃には自宅や保育園でトイレトレーニングが進み、おむつが外れているケースも。排泄の間隔が安定するので、外で長い時間過ごすのにはぴったりです。

経験をどんどん吸収していく時期であることも、デビューのタイミングとしておすすめしたい理由のひとつ。外で食事を作る、満天の星空を見るなど、非日常体験を通じて精神的に大きく成長してくれるはずです。

ただし好奇心旺盛な年齢なので、大人は細心の注意が必要。キャンプ場内の危険な場所は事前に把握し、万が一の時に受診できる病院が近くにあるかも確認しておきましょう。もう少し大きくなると、虫や自然、野外での宿泊を嫌がるようになる子もいるので、ぜひこの時期にキャンプを楽しんでください。
2歳頃は避けるのがベター
逆に避けてほしいのが2歳頃。ほとんどの子どもが歩き始めていますが、まだまだ危険の判別ができないため、慣れない環境では安心して遊ばせるのが難しいでしょう。

また、イヤイヤ期に突入している可能性が高く、一度機嫌を損ねると手に負えなくなることも。キャンプ場では周りの音がよく聞こえるので、大きな泣き声が他のキャンパーの迷惑になってしまうケースも考えられます。周囲に気を遣って大人が必要以上に疲れないためにも、キャンプに行くならやはりイヤイヤ期を脱した後が良いかもしれません。