アウトドアならではのアクティビティは色々とありますが、中でも「キャンプ飯」を楽しみにしている人は多いのではないでしょうか。ダイナミックに火を使い、自然の空気と一緒に食べる料理は格別なものがありますよね。今回は、直火で炙っておいしい、意外な食材の数々についてご紹介します。
定番だけじゃもったいない! 「炙り」でおいしいあの食材
焚き火の炎に直接かざしたり、クッキングバーナーを使ったりする「炙り」料理といえば、マシュマロやソーセージが代表的です。もちろん味もお墨付きですが、その一方で、どうしても目新しさには欠けてしまいがちに……。実は、あまり火を通すイメージがない食べ物も炙りの手法でおいしくアレンジできます。

代表的なのはフルーツ類。バナナを薄めに切って軽く炙れば、香ばしさとトロミがでて高級感が味わえます。ミカンやリンゴ、ブドウなども向いているでしょう。いずれの場合も、「炙るとより甘みが際立つ」「果物を皮ごと炙ると、ジューシーさが増してよい」と評価する声が上がっていました。

スイーツや肉巻きのアレンジバージョンも
「バウムクーヘンを炙るとパリッとした食感になっておいしい」「チーズケーキの香りが引き立つから、炙りがおすすめ」など、スイーツ系も炙りとの相性がピッタリのようです。砂糖やバターが溶けて香りが立ったり、表面が引き締まったりするからでしょうか。若干の焦げ目がつけば見た目にもおいしそうですね。

また、バーベキューはキャンプの代表的な料理ですが、意外な食材に肉を巻いて焼くアレンジ串も人気です。たとえば、パイナップルのベーコン巻きというレシピ。フルーツを単品で炙るよりも料理感が強く、おなかにしっかりとたまりそうな組み合わせですね。