ホテルや旅館、民泊にトレーラーハウスなど、様々な形態がある宿泊施設。アウトドアでは一棟貸しの「コテージ」が人気でしたが、近年は同じく一棟貸しの「ヴィラ」を利用する人が増えてきています。今回は、意外と知らないコテージとヴィラの違いについて紹介していきましょう。宿泊施設選びの参考にしてみてください。
コテージよりもヴィラのほうが高級?
実は、コテージとヴィラには2つを分ける明確な定義・条件はありません。ただし、ヴィラはコテージよりも設備が充実していたり、内装が豪華だったりするケースがほとんど。というのもヴィラの起源は古代ローマの上流階級が建てた大邸宅や別荘にあります。その流れを汲んでかリゾート地に建っていることが多く、コテージよりも戸建て住宅感が強いのが特徴です。

ヴィラにはキッチンやトイレ、ベッドなどの基本的な設備に加えて、プールやサウナ、露天風呂などの特別な設備も用意されています。そのためヴィラの宿泊料金は高額になりがち。しかしその分ほかの宿泊施設に比べてプライバシーが確保されており、スタッフが常駐して世話をしてくれるところも。サービス面が充実しているので、新婚旅行などの特別なシーンでの宿泊先として人気です。

アウトドアを存分に楽しみたいならコテージ
コテージの特徴は、森の中や湖の側といった自然溢れる環境下に建っている点。コテージを設置しているキャンプ場も各地で見られます。

キッチンやバス・トイレ、ベッドなど一般的な家庭と同レベルの設備が整っており、子供連れやアウトドア初心者でもほとんど不自由なくキャンプを楽しめるでしょう。ヴィラと比べるとシンプルな一戸建てといった印象で、セルフサービスが基本なため利用料金もリーズナブルです。


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