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「コキアの紅葉」が東西で見頃 ひたち海浜公園の約4万本はピーク、びわこ箱館山も色づき進む

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秋の週末、紅葉を見に出かけるならどこへ行こうか、行き先選びに迷っている人もいるのではないでしょうか。首都圏と関西圏からアクセスしやすい東西のコキアの名所から、紅葉の便りが届いています。

茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園では、「みはらしの丘」の約4万本のコキアが10月10日から紅葉の見頃に入り、ピークは20日頃まで続く見込みです。一方、滋賀県高島市のびわこ箱館山では、標高630mの山頂に広がる約8000株のコキアの色づきが進み、10月7日の発表時点で緑・オレンジ・赤が入り混じるグラデーションになっています。

太平洋岸の丘を赤く染めるピークの景色か、びわ湖を望む山頂で色が移ろう途中の景色か。同じコキアの名所でも、東西で出会える景色は異なります。本記事では両施設のコキアの現況を中心に、あわせて楽しめる秋の見どころと基本情報を紹介します。

植栽20周年のみはらしの丘はふもとから頂上まで真っ赤

国営ひたち海浜公園のコキアは、今年は平年より4日から5日ほど早い見頃入りとなりました。20日頃までのピークを過ぎると、21日からは赤と茶のグラデーションへ移り変わる見込みです。ただし紅葉予想は今後の天候などによって変わる可能性があるため、出かける前に公式サイトで最新の紅葉予想を確認しておくと安心です。

コキア植栽20周年を迎える今年は、丘のふもとの「みはらしの里」から頂上まで、真っ赤なコキアが一続きにつながります。植栽面積は約2.0haにおよび、ふもとから頂上へ連なる奥行きのある景色を楽しめます。

植えられているのは観賞用の品種「ルージュ」。丸々とした草姿に育ち、季節とともに緑から赤へと色を変えていきます。6月1日に植え付けが始まり、約4カ月かけて紅葉の見頃にたどり着きました。園内の見本園では、4品種のコキアを見ることもできます。

2026年10月9日現在のひたちなか海浜公園のコキアの様子

標高630mの山頂に広がる8000株の秋色グラデーション

びわこ箱館山では、山頂の約8000株のコキアが、緑からオレンジや赤が目立つ色合いへと変わりつつあります。10月7日の発表時点では、一面が赤く染まるまであと数週間ほどだということです。

緑から少しずつ赤く染まった後、コキアはやがて黄金色へと移ろいます。真っ赤な景色だけでなく、色づき始めから段階ごとの変化を楽しめるのが、箱館山のコキアの特徴です。日ごとに色合いが変わるため、緑とオレンジ、赤が混じるグラデーションか、一面の赤か、見たい景色に合わせて訪れる時期を考えるのも楽しみ方のひとつです。

びわこ箱館山のコキア

キバナコスモスと旅する蝶にまんぷく祭りやランタンナイト

ひたち海浜公園では、コキアの丘を約270万本のキバナコスモスが縁取ります。今年は例年植栽してきたコスモス「センセーション」に代えて、コキアとの色合いを考えた2品種のキバナコスモスを採用しており、見頃は10月25日頃です。第一頂上入り口から頂上付近にかけてのウェルカムガーデンは面積を約2倍に広げ、31品種の草花が10月下旬に見頃を迎えます。園内ではコキアをモチーフにした「まるころコキアソフト」(550円)も販売されており、紅葉したコキアを背景に記念写真を撮る楽しみ方もできます。

ひたち海浜公園のキバナコスモス

箱館山の山頂では、9月25日に今季初めてアサギマダラが観測されました。長い距離を移動することから「旅する蝶」と呼ばれるアサギマダラは、好んで訪れるフジバカマの開花とともに飛来数が増えてきています。飛来状況は気温や天候などによって変わる点は、心得ておきたいところです。園内ではダリアやサンパチェンス、ベゴニア、サルビアなどの花も見頃を迎えており、山頂からはびわ湖を一望できます。

10月17日(土)には「高島えぇもん!まんぷく祭り」が開かれ、地元特産のコシヒカリを使ったおにぎりや柿、おもち、肉厚しいたけ、近江牛串など、約1400食が無料で配られます。参加に必要なのは入場料のみです。10月31日(土)には、ハロウィンに合わせた「パンプキンオレンジ」のランタンが夜空に浮かぶ「箱館山ランタンナイト」も開催され、山頂からびわ湖の夜景とともに楽しめます。

びわこ箱館山で行われる「箱館山ランタンナイト」

10月後半の予定で整理すると、17日(土)は箱館山の「高島えぇもん!まんぷく祭り」、20日頃まではひたち海浜公園のコキアのピーク、25日頃はひたちのキバナコスモスの見頃、31日(土)は箱館山のランタンナイトと続きます。ひたちの季節料金期間は11月3日まで、箱館山のグリーンシーズンの営業は11月15日までです。見たい景色と予定に合わせて、東西のコキアの名所へ出かけてみてはいかがでしょうか。

■国営ひたち海浜公園
所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
開園時間:9時30分〜17時(10月中は毎日開園)
入園料:大人(高校生以上)800円、シルバー(65歳以上)560円、中学生以下無料(11月3日までは季節料金込み)
アクセス:JR常磐線勝田駅から路線バスで約15分(東京駅から勝田駅まで特急で約85分)、車は常陸那珂有料道路ひたち海浜公園インターからすぐ
駐車場:普通車600円
ペット:リード着用で同伴可

公式サイト:https://www.hitachikaihin.jp/

■びわこ箱館山
所在地:滋賀県高島市今津町日置前
営業期間:11月15日(日)まで
営業時間:9時〜17時(ナイトゴンドラ開催日は21時まで。開催日により異なる)
入園料:大人2800円、小人(小学生以下)1400円、3歳以下無料、ペット1000円(ゴンドラ往復などを含む。ペットはリード着用)
アクセス:JR湖西線近江今津駅から湖国バスで約20分、車は名神高速道路京都東インターから約70分、北陸自動車道木之本インターから約45分
駐車場:乗用車1000円(1100台)

公式サイト:https://www.hakodateyama.com/green/

※2026年10月11日時点の情報です。最新情報は各公式サイトでご確認ください。