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風を防げてプライバシーも守る! 安心&安全の焚き火のテクニックとは

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  • 焚き火台と風よけ
  • ウインドスクリーンパッケージ
  • 立てたウインドスクリーン
  • 敷いたウインドスクリーン
  • 風よけで隠すイメージ
  • 加藤さん

言うまでもありませんが、焚き火にとって強風は大敵です。程良い風は焚き火に効果的かもしれませんが、風が強すぎると延焼の危険や、やけどの心配もあるので、注意が必要です。また、焚き火はやり方を間違えると、環境に悪影響を及ぼすおそれもあります。こういった注意点を考慮しつつ、安全に焚き火を楽しみたいですね。

では、風対策や環境対策などにはどんな手段があるのか、焚き火が好きでたまらないというアルペントーキョーの加藤祥太さんに聞いてみましょう。

風が強いと火起こしや調理に影響を及ぼす

キャンプでは、風対策はとても重要です。突然の強風にも負けないように、テントやタープを設営するときは、常にロープとペグでしっかりと固定して倒れないように対策しておくことが大事です。

焚き火に関しては、火を使うだけにさらに慎重さが求められます。あまりにも風が激しいときは、焚き火は中止すべきですが、それほど強くないときでも、炎があおられるなど影響を受ける場合があります。すると火起こしが難しかったり、調理ができなかったりといった支障が生じます。

「そんなときは、風よけ用のウインドスクリーンを活用するのがおすすめです。いろいろなサイズがあって、焚き火や調理用のガスバーナーで役立ちます」(加藤さん) 

ウインドスクリーンパッケージ

ウインドスクリーンを使って風を防ぐ

ウインドスクリーンは、焚き火やガスバーナーなどの周りに立てて、風を遮るためのアイテムです。ステンレス製の板状のものが一般的で、収納時は折り畳んでおけますが、広げるとフェンスのように囲うことができます。

「例えば、キャプテンスタッグの『2wayウインドスクリーン』の場合、Lサイズなら広げると幅が1mほどになるので、しっかりと風を防いでくれます」(加藤さん)。使わないときは折り畳んで付属の袋に収納できるので便利です。

立てたウインドスクリーン

しかも、ウインドスクリーンは立てるだけでなく、地面に敷いても使えます。風がないときは、この上に焚き火台やバーベキューコンロを置いて使えば、地面の保護シートとしての役割も果たしてくれます。

敷いたウインドスクリーン

「焚き火シートとしての役割を持たせることで、地面に灰を落とさず、火の粉からも守れるため、環境に優しく、安心してキャンプが楽しめます」(加藤さん)