ヨンクスタイルゾーンに並んだクルマ＆ギアを紹介
【FT PORTER OVERLAND STYLE CAMPER】
https://www.ftporter.com/
トヨタ・ハイラックスをベースにオーバーランダースタイルに仕上げた「FT PORTER OVERLAND STYLE CAMPER」。タクホウコーポレーション代表の中山 聡さんはプロのアングラーとして知られ、さまざまなアウトドアアクティビティやモータースポーツで活躍した経歴の持ち主です。
そんな中山代表が手がけたピックアップトラックベースのキャンピングカーがこのハイラックス。いま流行のオーバーランダースタイルにキャンピングカーの要素を融合したそのポテンシャルは、キャンプや車中泊、さらにアクティビティをサポートしてくれる相棒として魅力にあふれています。
この堅牢なピックアップトラックのスタイリングとポップアップルーフがもたらす広々とした居住空間が、多くの来場者を驚かせていました。
ベース車両の荷台にはハイブリッドデッキシステム（特許出願済）が備わり、シンク＆20Lの給水・排水タンク、デッキベッド、UV耐性二重アクリルウインドウなどを装備。就寝スペースを拡張できる垂直に上がるポップアップルーフにより（室内高1850mm、ベット部750mm）、大人3人がゆったり就寝できる空間が広がります。
その魅力はキャンピングカーとしての機能だけではなく、1ナンバーとなるハイラックスは通常普通貨物自動車に分類される車両ですが、このFT PORTER OVERLAND STYLE CAMPERは8ナンバー登録のキャンピングカーとなるため、高速道路の通行料が普通乗用車と同じ金額になるというのも大きなメリット。
全長が5.3mを超えるため、取り回しの面では少し苦労しそうですが、全高は約2050〜2080mm（ポップアップルーフ非展開時）となるため、ショッピングモールなどの立体駐車場へのアクセスで不便することはありません。
【SUNWORKS/S＋ Mercedes Benz X350d／GLB200d】
https://sunworks309.com/
日本未導入の激レアモデル、メルセデス・ベンツX350dのカスタマイズカーを展示したのは、滋賀の「SUNWORKS」。S＋ブランドの主力アイテムであるヒッチメンバーやルーフラックの装備による、オーバーランダースタイルには、リフトアップやミルスペック塗装のX-LINEの防護塗料をグリルガードやバンパーの一部にアクセントとして採用。傷防止や防錆、耐塩害などに対して非常に優れた効果を発揮する、まさに機能美を醸し出したスタイリングがレアなピックアップトラックの希少性を高めてくれます。
さらにメルセデス・ベンツのコンパクトSUVであるGLB200dにもX350dに準じたスタイリングにカスタムされ、メルセデス・ベンツのもつ上質な雰囲気をスポイルすることなくアウトドアシーンにぴったりハマる佇まいは、ベース車両の魅力をよりグレードアップさせていると言えます。
この2台の車両には、それぞれヒッチメンバーを利用したバイクキャリアが備わり、そこへSUNWORKSが正規販売代理店となっている南カリフォルニア発のE-BIKEブランド「SUPER73」が載せられ、それぞれにファットなタイヤを履かせたE-BIKE（電動アシスト自転車）が存在感を発揮していました。
【TRUNK CARGO】
https://www.trunkcargo.jp/
キャンプやアウトドアでのマストアイテムといえばテントをイメージする人も多いかと思いますが、じつは隠れた力持ち的存在がコンテナボックスではないでしょうか。なかでも「TRUNK CARGO」は、プラスティック用品メーカーのリス株式会社が製造しており、完全国内製造の信頼感とアースカラーを取り入れたアウトドアシーンに溶け込むデザインが、多くのキャンパーから高い支持を集めています。
TRUNK CARGOは全12アイテムを取り揃えており、形状やサイズ、スタッキング性を向上させたモノまで、ユーザーのニーズに合わせたラインアップが魅力です。なかでも高さを抑えたロータイプの「TC-70S LOW」は、クルマのルーフラック＆カーゴへの積載に便利。スタンダードタイプでは、どうしても積載時の高さが気になる人や道具をセパレートして収納したい人にとっては、ロータイプは重宝するはずです。材質はポリプロピレン製となっており耐荷重100kgを可能にしているため、TRUNK CARGOに大人が腰をかけたり、踏み台代わりにして使うこともできます。
もちろん、ベルト固定できるガイドや積み重ね時の安定性、効率的に収納できるモジュール機能、そしてグリーン／グレー／ブラックのカラーラインアップから好みのタイプを選ぶことができます。ホームページ（https://www.trunkcargo.jp/）では、モジュールの実例も紹介されているので、購入前にチェックしてみてください。
【デルタフォース】
https://www.force-wheels.jp/
フロントフェンダーやドアミラー、ヘッドライトなどをブラックアウトしてシックに魅せたリミテッドモデルのメルセデス・ベンツG400dマニファクトゥーアエディションをベースに、ブラバス製フロントスカートを装着するなど、特別なGクラスをさらにスペシャルな存在に仕立て上げたのが、足元に履かせたデルタフォース・オーバル。20インチの大径サイズに加えて、コンケイブしたスタイリングと堅牢さを主張する12スポークの力強い存在感が、Gクラスの足元にさらなるオーラを漂わせます。
専用オーナメントのほか、メルセデス・ベンツ純正オーナメントの装着も可能にしており、メルセデスオーナーのニーズにもしっかり応えてくれるアイテムとなってます。
このデルタフォース・オーバルは、Gクラス用のほかランドローバー・ディフェンダー、トヨタ・ランドクルーザー300用をそれぞれラインアップ。いずれもオフロードテイストを主張しながらもラグジュアリーさも内包したスタイリングが魅力たっぷりです。
OAM2023「ヨンクスタイルゾーン」の魅力をさらにレポート！
アウトドアブームとシンクロするように、ランドクルーザー300やスズキ・ジムニーなどの本格派からスポーティさも兼ね備えるSUVまで、さまざまなヨンクモデルに注目が集まる昨今。本稿では第一弾のレポートをお届けしましたが、まだまだ紹介できていない出展ブースについては、次回のレポートまでお待ちあれ！
