突然のぎっくり腰でも慌てない! キャンプ中のトラブルで焦らない「メディカルケア対策」をQ&A方式で伝授

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  • 踵の靴擦れ
  • 小さなアウトドアチェア
  • 傷を治癒するキズパワーパッド
  • 親指の刺抜き

   

野外でトラブルが起きたとき、簡単な対処方法や、知っておけば防げることなど、あらかじめ知識を身につけておけば安心感もぐっとアップします。今回はギックリ腰、靴擦れ、トゲが刺さったときに関して、Q&A方式で医療のプロに聞いてみました。

  

キャンプ場でギックリ腰になったら?

  

大半は緊急性がないかと思われますので、まずは安静にすることです。楽な姿勢をとり、程度に応じて痛み止めの薬を飲み、とれる姿勢で安静にすることが先決です。緊急性があるのは足が痛い、足がしびれる、足に力が入らないという症状の人は、早急に整形外科などで受診してください。

ぎっくり腰は予防が大切です。腰痛持ちの人、ギックリ腰の経験がある人はキャンプの際、重い荷物を持ち上げるときは気をつけてください。必ずひざを曲げて腰を落として持ち上げること。上体だけを折り曲げるのは危険です。荷物を運ぶときの動作を意識して、運搬にはアウトドアワゴンを使うなどの対策をしましょう。

また、アウトドア用のイスに、長時間座りっぱなしでいると腰に負担がかかり、立ち上がるときが危険です。イスから立ち上がる動作にも気をつけましょう。骨盤や背骨が垂直になりやすいタイプのイスを活用することも予防になります。

  

   

新しいシューズで靴擦れしたとき、ベストな手当は?

   

おすすめは、傷を乾かさずに保護できる「キズパワーパッド」です。まずは擦れた部分を洗浄して水気をとり、よく乾かしたらそこに貼り、手で押さえます。消毒液やクリームなどは使わないでください。これを貼ることで、傷の乾燥を防いでくれて痛みが和らぎますし、クッション性があるのであたりを吸収してくれます。

靴擦れには段階があります。水膨れになり、それが破裂するまでガマンせず、痛いと感じ始めたら早めに手当てを。擦れた傷の皮膚が剥けて外部に暴露するほど、感染症のリスクが高くなることを忘れずに。

  

  

新しい靴、もしくは履き慣れない靴で出かける場合は、靴擦れが起こることを前提に、擦れを予防することが大切です。かかとや指の側面など、靴擦れを起こしやすい部分にあらかじめテープを貼る、圧迫し過ぎない程度の厚手の靴下を履く、靴下は柔らかな素材を選ぶなど、ちょっとしたことで靴擦れを防ぐことができます。あらかじめ貼ってかかとを保護するタイプの絆創膏「マメ・靴ずれブロック」などを活用してもよいでしょう。

  

  

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