炭火や焚き火で簡単に作れる! 誰が作っても「失敗しない」美味しい「ベイクドポテト」の作り方と味変レシピをご紹介

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  • 炭火で焼いたベイクドポテト
  • 爪楊枝を刺したじゃがいも
  • アルミホイルで包んで水に浸したじゃがいも
  • 炭火で焼いたベイクドポテト
  • 炭火で焼いたベイクドポテトに載せた塩辛

  

キャンプといえばバーベキュー。でもお肉ばかりのバーベキューは物足りない。炭火や焚き火ももっと有効に使いたいし……。そんな時におすすめなのがベイクドポテトです。

簡単にできて満足感が高く、おつまみにもなれば、主食にもなります。バターをたっぷり塗って、塩コショウをひと振りすれば、そこに広がるのは無限のハピネス。まな板も包丁も不要なので、子どもと一緒に作るのもおすすめです。

ただし、炭火や焚き火で「完璧で美味しいベイクドポテト」を作るのは意外と難しいもの。焦げたり生焼けだったりして、ガッカリした経験のある人も多いはず。

ベイクドポテトの失敗は、だいたいが「焦げ」。焦げの原因は高温で焼かれ続けたためで、包んだアルミホイルが薄すぎると、イモの表面が高温で焼かれ、芯まで火が通る前に焦げてしまいます。一方で、生焼けもよくある失敗のひとつ。これは火力の弱さ、厚すぎるアルミホイル、加熱時間の短さが原因です。そこで、今回は、この二大問題を解決するためのテクニックを伝授します。

  

焦げを防ぎつつスチーム効果を得るには──

  

焦げを避けつつ、ベストなホクホク感を得るためには、ある程度の水分が必要です。だから、ベイクドポテト成功の一番のコツは、「濡らしたキッチンペーパーで包む」ことです。

水分がホイルのなかで程よい蒸気となって、ホクホクのポテトに仕上げてくれるので、このひと手間が大切なのです。というわけで、まずイモを洗ったら、つまようじで数カ所1~2cmの穴を開けておきましょう。

 

  

次に、イモをひとつひとつキッチンペーパーで包み、水を張ったボウルに入れて濡らします。キッチンペーパーは、厚めなら一重、薄手のものなら二重。キッチンペーパーがなければ新聞紙でも代用できます。その場合は、二重の新聞でイモを包装するように巻いて、丸めてから濡らしましょう。

  

   

そしてホイルで包みます。「厚め」のアルミホイルなら二~三重、普通のアルミホイルなら三重に、隙間のないように均等に巻きましょう。火力の強い焚き火の場合は、もう一重追加で巻いておくと安心です。

  

火にくべてからも気を抜かずに

   

炭火にくべる際は、イモの上にも炭を置き、全体に火が回るようにしましょう。途中、イモを転がして、まんべんなく火が当たるようにするのも忘れずに。

火力が安定した炭であれば、30分ほど経ったタイミングで一度外からヨウジかナイフを刺して、スッと入るようならOK。入らないようなら10分ほど追加で加熱し、再度確認します。

焚き火の場合も手順は同様ですが、炭火に比べてムラが出やすいので、火力には注意しておくのがポイントです。

ヨウジやナイフがスッと入るようなら、軍手や革手袋を使ってホイルを開け、イモに切り目を入れましょう。バターをのせ、塩コショウをかければできあがり。お好みでしょうゆを数滴かけるのもアリです。

  

   

味変しておつまみベイクドポテトも

  

プレーンなポテトの味は、いろいろな食材や調味料の味を引き立ててくれます。バーベキューに使ったソース、イカの塩辛、サルサソース、ゆず胡椒、サワークリーム、チーズ、キムチ、カレー粉、マヨネーズなど、さまざまな調味料や食材を加えて「味変」すれば、おつまみにぴったりの一品が複数のメニューに早変わり。食べ比べしながら杯を重ねれば、キャンプの夜がより盛り上がることまちがいなしです。

  

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