アメリカのアウトドアブランド「MSR」の新モデル『ハビスケープ』。このテントは直感的に立ち上げることができ、居住性・耐久性のバランスに優れたシリーズ。子どもと一緒に楽しむような、フロントカントリーでのキャンプにぴったりのアイテムです。
山岳テントの技術を落とし込んだフロントカントリー用モデル
MSR（Mountain Safety Research／エムエスアール）は、1969年にアメリアで誕生したブランド。登山家向けのギアからはじまった同ブランドは、確かな性能・使いやすさに定評があり、冒険家や登山愛好者、キャンパーたちに人気のブランドです。バックカントリーなど厳しい環境下でも使えるアイテムはもちろん、キャンプ場で使うファミリー向けのアイテムも展開。
MSRで初めてテントが発表されたのは1973年。山岳テントがはじまりでした。現在MSRのテントは大きく4つのカテゴリーで展開され、アスリートやガイド向けの「プロフェッショナル」、雪山や標高の高い山など山岳で使用できる「オールシーズン」、軽量で居住性に優れた3シーズンの「バックパッキング」、子連れのキャンプでも使える「キャンプ＆フロントカントリー」をラインアップ。
『ハビスケープ』は「キャンプ＆フロントカントリー」のカテゴリーに属するモデルです。
家族全員が快適に過ごせる居住性の高さ
『ハビスケープ』は4人用と6人用の2種類があります。いずれも入り口は前後の2カ所。室内収納は家族全員が手の届くポケットと、子どもが手の届かないポケットが、合わせて10個。左右対称のデザインなのでポールの配置はシンプルで、直感的に組み立てられます。
室内の高さは4人用で185cm、6人用で195cm。大人でもテントのなかで立ち上がることができるのは高ポイントです。
カラーはボトム部分がアイコニックなレッド、テントの上から被せるフライ（雨風除け）がミントグリーン。ほかにない珍しい配色なので、キャンプ場で自分のテントが分かりやすいというメリットも。
収納サイズ＆総重量は4人用で61cm×23cm、5.76kg。6人用で61cm×25cm、6.52kg。価格は4人用が8万8000円（※税込）、6人用が10万1200円（※税込）。安全性と機能性を第一に考えるなら、間違いのないアイテムです。購入は全国の登山用品店、アウトドア用品店でどうぞ。
