【書評】今どきまっとうなアウトドア本 vol.03 『アウトドア六法 正しく自然を楽しみ、守るための法律』のタメになる中身とは

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この連載では、アウトドアでの予習・復習に役立つ本を古今東西問わずに取り上げます。今回は、キャンプで、釣りで、登山で起こるかもしれないトラブルと、それに関連する法律や条例を、各分野の専門家の監修によってまとめた一冊をご紹介。

                              

                         

日常から解放されて楽しむアウトドアにも法律が関連?

世の中のルールは法律に基づいていることが多いですが、どんな法律が関係しているかはあまり気にしないかもしれません。また、街中ではルールを気にしていても、野外活動ではなんとなく意識しなくなる場面がありませんか?

しかし、ただの野山に見えても必ず所有者はいますし、公共のものである海や川に関しても、さまざまな法令があるのが実情です。自然や生き物を守るためのもの、住民の快適な生活を守るためのもの、事故を起こさないためのルールを定めたもの……。

管轄する省庁もさまざまで、法務省、環境省、文部科学省、水産庁、海上保安庁……。都道府県や市町村が定めた条例もあって、何かをしようとするときに、関係してくる法令の情報を一元的に入手するのはなかなか困難です。

それらを「山で行うアクティビティ」「川・湖沼で行うアクティビティ」「海で行うアクティビティ」など、場所別、アクティビティ別に関わる条例をわかりやすくまとめたのが本書です。

                    

                       

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