厳しい暑さが続くなかでも咲いている花を見ると元気をもらえる気がします。いつの時代も花写真は人気がありますが、とくにコロナ禍以降花に癒しを求める人が増え、花写真がインスタで人気爆発。
素敵な写真を見ていると自分も撮ってみんなに見てもらいたい！ と思いますが、春より咲いている品種が減り、またインスタ映えする花ってどんなもの？ と迷っている人も多いかもしれません。
そんな人のために、東京都内で見に行ける、まだ間に合いそうなインスタ映えする夏の花を、ちょっとした撮影のコツと共に紹介したいと思います。
ビタミンカラーはボケを活かしてダイナミックに！【ヒマワリ】
その鮮やかなビタミンカラーから元気をもらえるヒマワリは、夏の花の代名詞とも言える花です。大きいため写真に撮りやすく、一面に咲いている姿や、夏空との組み合わせなどの違ったパターンの写真が撮れるのでオススメです。
都内だと立川の国営昭和記念公園が有名で、一面に咲くひまわりの写真を撮ることが可能です。また比較的新しい品種のヒマワリが植えてある箇所があり、そうした品種はインスタにアップすると注目されるので、お馴染みの品種だけではなく、珍しい品種の写真も撮影しアップすると良いですよ。
大きな花で、複数植えられていることが多いので、少し離れて望遠レンズでたくさんの花と共に前と後ろをボカして撮り、数の多さを表現したり、花びらやタネの部分をアップにしても面白い写真が撮れます。
森の妖精はあおり気味で可憐な姿を撮る！【レンゲショウマ】
レンゲショウマは多年草の山野草で、東京では青梅の御岳山に群生が知られていますが、もっと手軽に見たいという方は高尾山さる園・野草園や国立科学博物館附属自然教育園、舎人公園などでも見ることができます。
森の妖精と言われ、可憐で珍しい花なので、夏のインスタではレンゲショウマの花で賑わいます。写真では大きく見えますが、直径は4cm程で小さく、しかも少し日陰で下向きに咲いているので、一眼レフで撮影する際には手ぶれには要注意。
花を下から覗き込む形でマクロ（レンズ）でぐっと寄って撮ると可憐な様子を撮ることができます。また、いくつか咲いている花を入れることで、他にも咲いている雰囲気を伝えることができます。
画面いっぱいに花を写してボリューム感を表現！【ダリア】
幾重にも花弁が付く大きな花を咲かせる華々しいダリアは見かけたら様々な角度で撮って欲しい花です。インスタでも自分のアイコンに設定している人を見かけるほど人気者の花は、真夏は咲きにくいものの、11月までと花期が長いのもおすすめポイント。
写真は代々木公園で撮影しましたが、都内では町田ダリア園が有名です。また神代植物公園や、国営昭和記念公園でも咲くので開花情報などをチェックしてみてください。
サイズが大きいので花から離れて花全体をおさめようとしたくなりますが、何輪かをダイナミックに画面いっぱいに入れ込んだり、美しい花びらをアップで写すとよりボリューム感が出ます。
