初心者もベテランも楽しめる百名山!大菩薩嶺日帰り登山ルポ【後編】

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  • 百名山・大菩薩嶺の自然を目で楽しみながら下山する
  • 大菩薩峠の看板
  • 賽の河原からの眺め
  • 大菩薩嶺頂上の木柱にザックを掛けた写真
  • 大菩薩嶺頂上の木柱
  • 雷岩近辺からの眺望
  • 大菩薩嶺
  • 大菩薩嶺

日本百名山の大菩薩嶺。交通アクセスがよく、登山初心者からベテランまで楽しませてくれるポテンシャルを持つ山です。4時間もあれば、頂上まで登って下山できるルートもあり、ビギナーの日帰り登山にも向いています。

前回、標高1600mに位置する「上日川峠登山口」から出発し、途中の山小屋「福ちゃん荘」で休憩を取った筆者。

今回は「福ちゃん荘」から標高約2000mの山頂までの登山の様子、そして下山までをレポートします。

「福ちゃん荘」から山頂に向けて再び出発!

「上日川峠登山口」から山行を開始し、山小屋「福ちゃん荘」で休憩を取った著者と友人たち。

この日は午後から天気が崩れる予報で、午前中までに下山しておきたいので、座って休むだけにして、「福ちゃん荘」のおいしそうな食事に後ろ髪を引かれつつも、すぐに出発しました。

再び山頂を目指して歩いていると、小川を発見!

友人が、MSRの「トレイルベースウォーターフィルターキット」(浄水器)を持参していたので、早速使って、給水してみました。

自分で確保した本物の天然水。登山中の体にしっかりと浸透してくれます。思い出に残るいい休憩になりました。

岩場ゾーンに突入!登山道に迫力が出始める

「福ちゃん荘」までは整地されたなだらかな稜線でしたが、登り進めるにつれて、だんだんと岩場などが現れ始めます。普通の靴では歩きづらい道になってきました。

「初心者でも登れる」とは言っても、しっかりとしたトレッキングシューズを履いていなければ、安全で快適な山行はできません。普通のスニーカーなどではなく、ちゃんと山用の靴を履きましょう。

これから登山靴を買うなら、雨が降った時のことも考えて、ウォータープルーフ(防水)のタイプがおススメです。

ようやくたどり着いた「雷岩」! そしてついに頂上へ

福ちゃん荘を出てから1時間ほど。岩場を乗り越えて、ようやく「雷岩」に着きました。

大菩薩嶺は頂上まで行くと森林に囲まれた樹林帯になり、景色を望むことが出来ないので、一番眺望が素晴らしいのがこの「雷岩」近辺だと言われています。

今回は空に暗い雲がどんよりと立ち込める、あいにくの天気でしたが、晴れている日であれば富士山も見ることができますし、南アルプスも一望できます。

写真を撮る人も多い絶景ポイントです。

そして「雷岩」から程なく。ついに標高約2000m、大菩薩嶺の頂上に到着しました!

すかさず頂上にある木柱を記念にパシャリ。

毎回ここにザックをかけて記念写真を撮るのを、スタンプラリー的な感じでやっています。

頂上に着いたのは9時30分過ぎ。予定通り早めに山頂に到着し、ここでしばしの休息を取ります。持ってきたおにぎりなどを食べました。

実は今回、荷物が少なかったので、チャイハネで買ったピクニック用のプラスチックゴザをクルマから引っ張り出し、持ってきていました。ベンチがなかったので、座って休憩するのに、これがちょうどよかったです。

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