百名山「那須岳」で朝日岳~茶臼岳をプチ縦走 ただし「気まぐれ天気」に要注意

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ガスが多めでもわかる見事な景観

朝日岳山頂です。当日は残念ながらガスに覆われて眺望はなし。標高2000mに満たないとはいえ、北関東の1900m級山頂です。写り込んでいるハイカーさんは半袖ですが、涼しいと言うよりはすでに寒く感じるほどで、スタッフは防風ジャケット着用で休憩して避難小屋まで戻ります。

避難小屋から茶臼岳を登攀します。遠目には緩やかな八の字に見えた尾根も、取り付きから一転して急登に。朝日岳を覆っていたガスが追いかけてきたのでしょうか。それでもガスの切れ目から雲海が広がっているのが見えます。足もとはガレ場。石を落とさないよう気をつけて登ります。

茶臼岳山頂手前で振り返ります。避難小屋の赤い屋根が見えます。そして緑の中に稜線登山道。秋の紅葉シーズンにもなれば、このガスガスゾーンが一斉に紅葉色に染まります。紅葉ハイクも那須岳の魅力のひとつです。

那須岳山頂到着。標柱後方に見えた南月山方面は東側が完全にガスってしまいました。山頂には那須神社が祀られています。全体でコースタイム約4時間半。ロープウェイ駅までの下山ルートは意外に岩の難路です。ロープウェイを利用して登下山するにしても、スニーカーやサンダル履きでは危険です。

なお下山後は那須温泉街で日帰り入浴することもできます。1300年の歴史を誇る名湯・鹿の湯は約50台駐車可能です。

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