絶景富士山を見る日帰り登山旅
山トモ女子コンビが三菱デリカミニで行く
秀麗富嶽十二景・百蔵山[ももくらさん]

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標高1003mというコンパクト感と最寄り駅となるJR中央本線・猿橋駅から徒歩約30分で登山口に着くという「駅チカモード」で人気の百蔵山。山梨県大月市が認定する山頂からの富士山の眺望が美しい秀麗富嶽十二景・七番山頂からの絶景をお届けします。

今回二人の山トモ女子の山行にお付き合いさせていただきました。彼女たちのドライブパートナーは俳優の水川あさみさんと、ツンデレキャラの「デリ丸。」のコンビが人気の三菱自動車「デリカミニ」。軽スーパーハイトワゴンで快適登山!

山女子に好評のデリ丸顔。室内の広さはアドバンテージ大

マイカー利用派なら百蔵山へは2023年に設置された猿橋駅前ロータリーのコインパーキングが利用できるようになりました。また登山口手前にある民間の有料駐車場も利用できるなど、ますます利便性も高まっています。大月I.C.からも近く、サクッとクルマで出かけることができる百蔵山は、これからもマイカー登山派の格好のターゲットピークになるでしょうね。

秀麗富嶽十二景・百蔵山(ももくらさん)にある看板

デリカミニはSUVらしい力強いスタイリングの軽スーパーハイトワゴンで、三菱が誇るフラッグシップミニバン、デリカD:5の軽自動車版として颯爽と登場しました。発表と同時に人気を博し、2023年5月発売前までの予約受注は1万6000台を超え、早々に納車待ち状態になったほど。ドライブパートナーのデリカミニは最上級グレードのTプレミアム(4WD)です。

三菱自動車のデリカミニ(Tプレミアム)

『DAILY ADVENTURE(日常に冒険を)』というデザインテーマは、まさに登山にふさわしいものです。特徴的な半円形のLEDポジションランプ内蔵のヘッドランプは、CMのデリ丸。の顔そのもの。ツンデレな可愛さ際立つキャラ立ちのルックスは、山トモ女子にも好評です。

三菱・デリカミニのフロントマスク

彼女たちが絶賛したのがキャビン。ヘッドクリアランスは広く、後席では足を組んでも余裕。小物スペースも豊富で使い勝手の良さに感心することしきりです。シートはフルフラットにも使えるし、普通なら狭くてできない車内での着替えも楽にできそう。「雨が降っても室内で登山靴の履き替えも楽です」と言う山女子にとっては好感度ポイントのようです。

三菱・デリカミニの室内

搭載するエンジンは660cc直列3気筒ターボで64馬力。ハイブリッド採用で省燃費と加速性能を両立。登山の鉄則である早発ちに欠かせない高速道路では、ターボパワーの心強いサポートが得られます。軽ワゴンとしては珍しい15インチの大径ホイールを履き、高速やワインディングでのハンドリングも不安感を感じなく、女子曰く「フツーの感覚なので安心して運転できます」。

しかも三菱が誇る運転支援機能マイパイロットはレーダークルーズコントロール[ACC](全車速追従機能付)と車線維持支援機能[LKA]搭載なので、行きはもちろん登山疲れが残る帰りの高速道路の運転もストレスフリーです。

三菱・デリカミニの運転シーン

またデリカミニだからこそと言えるのが、高い4WDモデルの購入比率ということでしょう。FF車と4WDの2ラインナップが多い軽ワゴンでは多くの選択がFFですが、やはりそこは三菱といえば4WD。デリカといえば4WD。ブランドへの信頼は揺るぎなく、悪路もある林道走りには、三菱の4WD技術が頼もしく感じられるのだと思います。

秀麗富嶽十二景・百蔵山(ももくらさん)とデリカミニ

今回は荒れ地の林道を走ることはありませんでしたが、林道って幅員のない隘路が多いので、デリカミニなら対向車とのすれ違い時も楽ですよね。登山ファンには心強く、特に山女子には最適なモデルです。

奇跡的な山頂での秀麗富士との出会いが叶った!

今回彼女たちは山の神コースと呼ばれる西ルートから山頂を目指すということで、西ルート登山口に近い民間有料駐車場にデリカミニを留め置きます。駐車場正面の芝生の園地に立つ民家自作のトトロのオブジェが登山者をお出迎え。今では多くの登山者がSNSでアップしています。

百蔵山駐車場正面の芝生の園地に立つ民家自作のトトロ像

本来なら、トトロと富士山をセットで“インスタ映え”を狙えるのですが、富士山は厚い雲に隠れています。ふたりはどちらが雨女か言い合いながら歩き出します。

秀麗富嶽十二景・百蔵山(ももくらさん)登山シーン

登山口からは鬱蒼とした植林の中をつづら折りに進みます。緩やかな勾配の西ルート登山道は急勾配の続く東ルートとは違い、ザレ場も少なく歩きやすい。初心者には、こういう足場のコンディションはささやかながら良好なサポートとなるでしょう。

秀麗富嶽十二景・百蔵山(ももくらさん)登山シーン

標高約800m地点で展望ポイントに到達。登山口からここまで眺望ゼロで退屈し始めた頃合い。一息ついて山頂を目指します。標高880m付近で山頂に続く稜線に立ち、右手の山頂に向かって緩やかな斜面は松林のビクトリーロードのようです。正面に太い松の木とテーブルが見えたら山頂広場です。百蔵山の山頂は広く、多くのハイカーが腰を下ろすことができます。

秀麗富嶽十二景・百蔵山(ももくらさん)の山頂展望ポイント

奇跡的に山頂タイムに絶景の秀麗富士は南西方面に姿を見せてくれました。なだらかで美しく伸びる富士山の裾はとりわけ西側に大きく広がり、美脚を披露しています。秀麗富嶽十二景の中でも百蔵山を訪れるハイカーが多いのも、このゆったりした自然美と、大きく迫って見える存在感に尽きるからではないでしょうか。

山トモ女子たちは持ち寄ったスナック菓子とフルーツで、しばしコーヒーブレイク。短い時間ながらも富士山を堪能でき、シートをたたんで下山します。休憩時間を除いて約2時間少々の山行タイムで絶景富士山を堪能です。

登山中のコーヒーブレイク

程よい疲労もデリカミニの窮屈さを感じさせないキャビンで帰路も快適。それに、家に着いても汚れに強い撥水加工シート採用のおかげで、服やリュックに付いてきた細かい葉や枝、土なども拭き取るだけ。

三菱・デリカミニのシート撥水効果

アフター登山のケアも簡単なので、デリカミニはヘビー派からライトトレッキングまでの週末ハイカーにハマること間違いなしです。

【デリカミニ T Premium 4WD】
●全長/全幅/全高(mm):3395/1475/1830
●ホイールベース:2495mm
●最低地上高:160mm
●室内長/室内幅/室内高(mm):2200/1335/1390
●車両重量:1060 kg
●乗車定員:4名
●最小回転半径:4.9 m
●燃料消費率(WLTCモード):17.5㎞/L
●エンジン型式:BR06 DOHC12バルブ・3気筒 インタークーラー付ターボチャージャー
●最高出力(kw[PS]/rpm):47[64]/5600
●最大トルク(Nm[kgf•m]/rpm):100[10.2]/2400〜4000
●タイヤ:165/60R15
●メーカー希望小売価格(税込):223万8500円

(問)三菱自動車 https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_mini/index.html

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