爪に乗るくらい極小のカエルから小型犬に匹敵する大型まで!【世にも不思議なカエルの世界 vol.01】

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日本の大きいカエルの代表選手とは

日本に生息している大きなカエルというとヒキガエルがいるそうです。

「ヒキガエルは、大きいもので体長17cm程度にもなります」(白輪館長)

ヒキガエルは西日本に多く分布し、クックッツクッと鳴きます。ソメイヨシノが咲くころに繁殖期を迎えるので、その頃に耳を済ませたら鳴き声が聞こえてくるかもしれません。

【DATA】
ヒキガエル
学名:Bufo japonicus japonicus
分布:西日本に広く分布

ちなみに、大きなカエルとしてはウシガエルがいますが、外来種で生態系に大きな被害をもたらすことから、特定外来生物に指定されています。飼育や運搬は禁止されているので、見つけても触って動かすようなことはしないでください。

大きさも声も見た目も千差万別だから面白い

大きさも種類によって全く異なるカエルですが、その多様性がカエルの魅力の一つだと白輪館長は言います。

「カエルってゲロゲロ鳴いて、緑で、手のひらに乗るくらいの大きさというイメージがありますが、世界にはいろんなカエルがいます。色も鳴き方も生態も異なりますし、大きさも驚くほどそれぞれ違います。だから、知れば知るほど奥が深くて魅力を感じます」(白輪園長)。

ぜひ、体感型カエル館 KawaZooを訪れた際は多様なカエルの世界を観察してみてください。

【取材協力】
白輪剛史(しらわ つよし)
プロフィール:レップジャパン代表取締役、体感型動物園iZoo(イズー)園長、体感型カエル館KawaZoo(カワズー)館長、波勝崎Monkey Bay園長、動物園予備校アニマルキーパーズカレッジ校長、一般社団法人日本爬虫類両生類協会代表理事、ジャパンレプタイルズショーを主催。爬虫類両生類研究家として、講演、執筆、メディア出演など多数。 

■体感型カエル館 KawaZoo(カワズー)
住所:静岡県河津町梨本377-1
URL:https://kawazoo.jp/

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