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暖かい季節は遭遇率がアップ? アウトドア時に注意したい危険な害獣とその対処法とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover


アウトドアにもってこいな暖かい季節は、キャンプに登山、BBQなど活動的に過ごしたくなりますよね。しかしそれは、人だけでなく動物も同じ。とくに自然が豊かな山や森の中では害獣と遭遇することもあり、時には命に関わることも。そこで今回は、アウトドア時に遭遇しやすい危険な害獣と、遭遇時の対処法を紹介していきます。

アウトドアで遭遇しやすい危険な害獣

日本の野生動物で遭遇率が高いのは、イノシシやクマです。イノシシは体高は低いものの、突進力が強く非常に危険。鋭い牙で咬んだり突き刺してくることがあり、失血死する可能性もあります。

また本州以南に生息するツキノワグマや北海道のヒグマは、人的被害のニュースも多く注意が必要。とくに冬眠明けは食料を求め積極的に行動するため、遭遇率もグッと上がります。さらにこの時期には子連れのクマも多く、子を守ろうと攻撃的にふるまいやすい傾向があるので注意してください。

あまり危険なイメージのないサルも、実は要注意な動物。目を合わせると攻撃される可能性があるので、遭遇しても目は合わせないようにすることが大切です。食べ物を外に出していると襲撃されるリスクを高めてしまうので、目につかないようにしまっておきましょう。

害獣に遭遇したときの対処法

もしも害獣に遭遇した場合に絶対にしてはいけないのが、“背中を向けて走りだすこと”。動物は本能的に逃げるものを追う習性があり、足の速さ的にも追いつかれてしまいます。

クマを見かけた場合は、大声は出さずにゆっくり後ずさるのが鉄則。イノシシやサルも同様で、大声を上げるなどして刺激を与えると興奮して襲い掛かってくる可能性が。ゆっくりと後ずさりしながらその場を離れましょう。