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何種類くらいの野鳥を探せる? 「東京港野鳥公園」でバードウォッチング【関東エリア】

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

白とオレンジの配色が印象的【アマサギ】

水田や河川、湿原などでみられるシラサギの一種であるアマサギは、コサギよりやや小さめの50cm程度。繁殖期である夏になると、頭から胸にかけてオレンジ色(亜麻色)になるため、アマサギと呼ばれるようになりました。日本には夏にやってきますが温暖な場所では越冬するものもいるようです。

農耕地の減少、農薬による餌に昆虫の減少などから、観察地を大きく減らしている種のひとつですが、野鳥公園では、潮入りの池 東淡水池で見られることがあります。

水辺の鳥は区別が難しく、今回はコチドリとイカルチドリがわからなくなりましたが、何度も見慣れているうちに見分けがついてくるかもしれません。命の循環が見えづらい山と比べて、海などの開けた場所で野鳥観察ができるため、餌となる生き物の観察、そしてそれらを食べる採餌の様子などを観察することで、生態系の一部を垣間見た貴重な時間となりました。

まだまだ暑い日が続くという予報がありますが、気温や天候を気にせず野鳥や干潟の様子をじっくり観察できる東京港野鳥公園にぜひ足を運んでみて下さい。

【データ】
■施設名:東京港野鳥公園
■住所:東京都大田区東海3-1
■URL:https://www.tptc.co.jp/park/03_08