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ゴールの海を見下ろす展望台には存在感あるオブジェ
アートハイクのゴールに設定したのは、六甲山上標高約880mのところにある「六甲ガーデンテラス」お洒落なショップやカフェ、展望レストランなどが建ち並ぶ人気施設です。展望台へ向かう花壇には、ヒゴタイなどの爽やかな色合いの花が咲き、そのなかに何かいますよ。
なんだかメルヘンチックなお馬さんがたたずんでいました。花壇の植物たちといい感じのコラボ！ その先にもべつのオブジェが。
真っ白なこの動物は誰？ 耳がとてもキュートで、ポーズもかわいい。緑の木々や青空に映えてとても素敵です。展望台のまんなかに立っているのは、白水ロコさんの作品『山の精霊たち』。ここの動物たちはみんな精霊だったんですね。
この国には八百万の神さまがいて、たくさんの精霊たちが存在する。人間だけが特別な存在なんじゃなくて、すべての生き物が同等に生きている、そんなメッセージが六甲山の自然の中で、自然な感じで伝わってきました。
ほかにもまだまだたくさん作品があるので、全部見るにはまだまだ何日もかかりそう。これからの季節、ハイキング適期でもあり、芸術の秋でもあり。もう少し秋が深まれば、夜にライトアップや光る作品なども登場するみたい。美術館で見るのとは一味も二味も違う自然の中のアートを、この秋たっぷりと楽しんでいきたいと思います。
【データ】
神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond
https://www.rokkomeetsart.jp/
