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始める前にここをチェック! 知っておきたい焚き火のマナーと必須道具とは

楽しい外遊びはソトラバで。アウトドアWEBメディア Soto Lover

  • キャンプ場で焚き火
  • シート、グローブ、トング
  • 焚き火台
  • 焚き火台と焚き火シート
  • スウェードのグローブ
  • トングで薪つかみ
  • 加藤さん

キャンプに行ったら、やっぱり焚き火を楽しみたいですね! 昼間はさまざまなアクティビティを満喫し、夜は食事と、そして焚き火です。でも、はじめて焚き火をやる場合、まず何を揃えたらいいのか、また、注意すべきことは何かなど、わからないことが多いかもしれません。

ということで、焚き火が大好きというアルペントーキョーの加藤祥太さんに、焚き火を楽しむときの基本やマナーについて教えていただきました。

最初に揃えておきたい必須アイテムは4つ

アウトドアショップに行くと、焚き火に関するアイテムが所狭しと並んでいます。いろいろありすぎて、何が必要なのか、悩んでしまいますね。まずは、焚き火を楽しむために揃えておきたいアイテムを、加藤さんに挙げてもらいましょう。

「必ず用意していただきたいのが、焚き火台、焚き火シート、グローブ(手袋)、トングの4アイテムです」と加藤さん。いずれも焚き火に絶対に欠かせないものということです。では、それぞれの役割を確認していきましょう。

シート、グローブ、トング

「直火禁止」が多いので焚き火台は必須

「焚き火台」は焚き火の土台となるものです。環境への配慮や安全性の問題から、多くのキャンプ場では直火が禁止されていますので、必ず、焚き火台を用意しましょう。

もちろん、直火が可能なキャンプ場もありますが、その場合も、定められたルールを守って行うことが大切です。

焚き火台には、さまざまな種類があります。「ファミリーで使うのか、ソロキャンプで使うのかなどによって選ぶべきサイズも変わってきますので、目的に合わせて最適なモデルを選択することをおすすめします」(加藤さん)

焚き火台

焚き火シートを用意して自然を守る

先ほど、キャンプ場では基本的に直火は禁止と述べました。それは、地面で直に火を燃やすことで、環境や生態系への悪影響、景観の損傷、火災の危険といったさまざまな心配があるからです。ただし、焚き火台を使ったとしても、地面に与える影響はゼロではありません。

そこで、活用したいのが「焚き火シート」なのです。「焚き火シートは、焚き火台の下に敷いて地面へ伝わる熱を抑えたり、地面に火の粉や灰が落ちないように防いだりする役割があります」(加藤さん)

焚き火台と焚き火シート

焚き火台の下にサッと広げて敷くだけなので、とても手軽に使うことができます。焚き火シートを使うことは、いまや焚き火のマナーとなっていますので、必ず用意して、使うようにしましょう。