【焚き火の本】同じ焚き火シートでも〝熱の反射力〟は雲泥の差!? 地面へのダメージを劇的に軽減する「優れたシートの特徴」とは

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『焚き火と道具』は、テレビや雑誌で活躍中の焚き火マイスター・猪野正哉さんが、愛用している焚き火道具について語り尽くした1冊。マイスターの使う道具にはそれぞれに物語があり、選んだ理由、気に入っているところ、手放せなくなったポイントがあります。

今回はそんな焚き火マイスター愛用の「焚き火シート」について転載します。

芝生や草木を熱から守る「焚き火シート」

芝生の上では焚き火はしないことが賢明だ。落ち葉の上はもっての外である。一度、枯れてしまった芝生は、なかなか元には戻らない。

そして万が一の備えは、焚き火を楽しむために最低限必要な準備だろう。

水を置いておくことは昔から常識だが、最近は焚き火台を使うこと、さらにその下に「焚き火シート」を敷くことが当たり前になっている。

このシートを敷くことで、爆ぜたり、燃えた薪がこぼれ落ちても延焼の心配が少なくなる。さらには、芝生や草木を熱から守り、地中の微生物も殺さずに済む優れ物である。

焚き火シートは、通称〝スパッタシート〟とも呼ばれていて、種類は耐熱シートと不燃に分かれる。

不燃だからといって、シートの上で直接焚き火をしてしまうとボロボロになるので絶対にやってはいけない。


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