グローブとトングで快適に作業できる
焚き火では火を扱うため、薪や焚き火台などに素手で直に触れることは大変危険です。そこでグローブとトングの出番です。
グローブは、焚き火まわりで作業をする場合には着用が必須です。軍手を使う人もいますが、できれば焚き火に強いスウェード素材のものがおすすめです。「スウェード素材は厚さもあって、耐久性が高く、熱や火の粉にも強いので、安心して使うことができます」(加藤さん)

また、トングは、焚き火の最中に薪の位置を調節するときなどに便利です。焚き火の中に余計なものが入ってしまったときも、トングがあれば安全に取り出せます。もちろん、後片付けの際も、燃え残りなどを処理するときに使います。
なお、トングは、焚き火で調理する場合に、食材を扱うときにも役立ちます。薪用とは別に、食材用のトングも用意しておくと便利です。

燃料となる薪は事前に準備をするのが確実
さて、焚き火に欠かせない4つのアイテムを紹介しましたが、焚き火をやるには、燃料となる薪が必要です。キャンプ場で販売している場合もありますが、アウトドアショップやホームセンターで事前に入手しておくのが確実です。
キャンプ場内に落ちている枝を使う手もありますが、キャンプ場によっては禁止しているところもあります。必ず、事前に確認をしましょう。
焚き火のマナーを守らない人が多いといったニュースもよく耳にしますが、レジャーとはいえ、自覚を持って気持ちよくアウトドアを満喫したいですね。
焚き火に必要な道具を揃えて、マナーを守って、安全に快適に焚き火を楽しみましょう。
【取材協力】
アルペントーキョー [Alpen TOKYO] アルペンアウトドアーズフラッグシップストア新宿店(東京都新宿区新宿3-23-7 ユニカビル)
https://store.alpen-group.jp/加藤祥太さん
【プロフィール】アウトドアブームに乗り遅れまいと、7~8年前にキャンプに挑戦。一気にハマり、いまでは月1回ペースでソロキャンプを楽しんでいる。焚き火も大好物で、調理師免許を生かしたオリジナル料理とお酒でまったり過ごすのが最高のひととき!

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